10月22日(土)に広島バルト11にてオール広島ロケの痛快世直しエンタテイメント映画『サルベージ・マイス』の初日舞台挨拶が行われた。本作で、映画初出演を果たした天才空手少女・美緒役の長野じゅりあ、美緒がほのかな恋心を寄せる竹丸を演じた長田成哉、そして、田?竜太監督、プロデューサー・アクション監督の西冬彦、また広島吉本のフロントライン古島、メインディッシュのキムテツ、フリータイムの塩谷が登壇した。この日、主演の谷村美月は東京での仕事のため、舞台挨拶は欠席となった。本作は、観光名所10箇所以上で撮影を行い、世界に発信していく全く新たな日本映画として、製作され、広島の至る所にポスターが貼られていたり、広島を中心に盛り上がりを見せている。

初の出演作初日を迎えた、長野じゅりあは「まさか自分がオーディションに受かるとは思っていなくて、シンデレラのような気分です(笑)」と自らをシンデレラと称し監督につっこまれ、600人の中から選ばれたという大物っぷりをアピールしていた。長田は、長野じゅりあのアクションについて聞かれると、「実は僕アクションがすっごいやりたくて、アクション映画きた!と思ってたんですが、僕の役は暴力嫌いな役で(笑)一カ所だけ追加してもらったので、そこに注目してください。じゅりあちゃんみたいに強い女の子だとなるべく喧嘩したくないので、ずっと尻に敷かれてると思います(笑)」と笑顔で答えた。田?監督は、「是非、長野や長田君、谷村さんと勝負していただきたい。少しでも面白い、かわいい、かっこいいと思ったら皆さんの負けです、何度も劇場へ来てください。」と自信をのぞかせた。プロデューサー・アクション監督の西は、本作の魅力ついて尋ねられると、「自分でもアクション映画をこれまで撮ってきましたが、谷村さんの素晴らしいアクションと長野というアクションが抜群でかわいらしい子を見つけることができたことが、本作の勝因ですね。既に海外マーケットへもアプローチしていてすごく評判がいいです。」と主演二人を称えると共に、その完成度の高さを見せつけた。吉本の古島、キムテツ、塩谷は早くも次回作への出演を監督へ切望しつつも、「広島のみなさん、広島の魅力を全国だけでなく、全世界に見せつけましょう!本作をよろしくお願いします!」と最後に大きな夢を披露し、会場は温かい笑いに包まれた。

本作『サルベージ・マイス』は正義の怪盗“サルベージ・マイス”が広島を舞台に縦横無尽に走り回り、高価な美術品ばかりを狙う窃盗グループと戦う痛快世直しエンタテイメント作品。主演はアクション初挑戦となる若手実力派女優・谷村美月。メガホンを取るのは、『平成仮面ライダー』シリーズなど特撮映画を数多く手掛ける田?竜太監督。そして、かつて『少林サッカー』『マッハ!!』などを買い付け、遂には自らの手で作り出すようになったジャパニーズリアルアクション映画の先駆者、西冬彦がプロデューサー兼アクション監督を務めている。谷村のアクションと、広島の美しい街並み、路面電車や広島城など貴重な場所でのアクション、長野のすごすぎる空手技と長田との淡い恋、佐藤との対決など見どころが満載。広島発の本作映画が世界へどう羽ばたいていくのか先行きが楽しみだ。

映画『サルベージ・マイス』は広島先行公開中