世界興行収入がギネス記録となり、昨年シリーズの完結を迎えた『シュレック』シリーズで一番人気のキャラクター、“長ぐつをはいたネコ”の映画が遂に誕生!本作で描かれるのは、シュレックと出会うずっと前の物語。幼馴染みハンプティ・ダンプティとフワフワの肉球が武器のメスネコキティと共に、ネコ史上最大のアドベンチャーを繰り広げる姿を描いた3Dアニメーション。10月28日(金)の全米公開に先立ち、ハリウッドにあるパラマウントスタジオで、ネコ限定“3Dキャット・プレミア”が開催された。

“キャット・プレミア”は本作の主役の長ぐつをはいたネコの声優を努めるアントニオ・バンデラスと一緒に本編を鑑賞できるプレミア試写会だが、一般的な映画イベントとは違い参加できるのは人間ではなく、なんと<ネコ>のみ。スタジオに敷かれたレッドカーペットにはハリウッドスターの名前(!?)のような、“レオナルド・ディカトリオ”、“キャット・ブランシェット”、“ロバート・ミャウニー・Jr”といった<ネコ>界のスターたちが一堂に会し、最後に主役アントニオ・バンデラスが登場するユニークな演出。ネコ達は専用の3Dメガネを装着して映画を鑑賞するという異例のプレミアとなり、来場した<ネコ>は「昼寝をしないで映画を観に来て良かったわ」と満足したコメント(!?)を。
アントニオ・バンデラスは「映画の主役であるネコたちと一緒に観れて光栄だよ。このぶんだと、アメリカ中のネコが映画に来てくれそうだから、予想している興行収入は考え直した方がよさそうだね。人間だと1つの座席に1人しか座れないけど、彼ら(ネコ)は私達の席の半分のスペースでOKだからね。」と冗談を交えながら満面の笑みでコメント。アントニオ・バンデラスは満足気な表情で「このプレミアは完璧だった!」と締めくくり、10月22日にLAで開催される“人間用”プレミアへ弾みをつけた。

ラテンの音楽に合わせ、踊り、アクションを繰り広げる俊敏なネコの動きは3Dで巧妙に表現し、それと同時にネコの持つ癒しが十分に堪能できる本作。日本では長ぐつをはいたネコの声優に俳優、竹中直人さんが務め、2012年3月春休み全国ロードショーとなる。