10月6日に開幕した第16回 釜山国際映画祭おいて、9日夜、韓国プレミア上映された『マイ・バック・ページ』の上映後にQ&Aとプサン映画祭恒例の屋外トークショーが開催され、妻夫木聡と山下監督が出席した。
屋外トークショーに二人が登場すると、200人を超える、待ちかねたファンが熱狂的に迎えた。

『ばかのハコ船』以来、山下監督の作品をずっと観ているという熱心なファンが山下監督に質問する一幕もあり、妻夫木聡は、「主人公沢田は新聞記者ですが、彼の持っている、”熱”は、いまの時代の人にも通じると思うし、若い人に観てもらいたいと思います」と語った。

トークショーの最後では、妻夫木聡が「プサン映画祭は3回目ですが、とても好きな映画祭なので、毎年来たいと思っています。韓国映画にもまた出演したいし、アジアの映画人が力を合わせて、アジアでしか出来ない映画を作っていきたい」と発言すると、大きな拍手が巻き起こった。

『マイ・バック・ページ』は韓国で、来年1月に劇場公開される。韓国では初の試みとして、バリアフリー版の上映も併せて行われる。 なお、日本でのDVD&ブルーレイ発売は12月2日となります。