本日、10/8(土)より公開の映画『地球にやさしい生活』の国会での試写会とトークショーが開催されました!
今回はエネシフジャパン番外編としてサステナ代表であるマエキタミヤコさんの司会の元、丹羽順子さん、竹内昌義さん、小島敏郎さんをお迎えして映画の内容からご自身がやっている“地球にやさしい生活”や節電対策に対しての思いまで語って頂き、会場の皆さんも熱心に聞いていらっしゃいました。

■9月29日(木)  衆議院第二議員会館多目的会議室
映画『地球にやさしい生活』上映後、映画の感想を交えながらそれぞれがやっている
“地球にやさしい生活”や節電対策に対しての思いなどを語って頂きました!

●丹羽順子(J-WAVEナビゲーター)
最近は家すら持たず旅をしながら生活してます。
家って必要なのかな?って思い始めて。
家と仕事が幸せの絶対条件だったんですけど、そこから問い直したほうがいいかな、と。
所有するものをなるべくそぎ落としてます。
環境に関わってるエライ人ってホントに言ってることやってるの?と思ってしまう。
コリンが言っているように、一人一人が楽しく朗らかにやろうっていうのが説得力がありますよね。
だから仲間が大切。コリンの場合も家族でやっているから乗り切れるんですよ。
この映画は環境に興味がない人にもとっつきやすい内容ですよね。
この映画をきっかけにみんなで話せるといいな、と思います。

●竹内昌義(建築家・みかんぐみ)
僕はエネルギーをほどんど使わない家を大学の敷地内に作ったりしてます。
日本の家は断熱材が薄いのでものすごくエネルギーを無駄使いしているので、
壁と屋根を断熱材で厚くして温度が外に影響されない作りにしました。
でも窓がかなり風通しの良い状態になっているので夏は涼しく冬は暖かい快適な家が出来ているのです。
生活しててもCO2を出さない家をどう創るのかを書いた本を出しています。
僕、エコってそんなに好きじゃなかったんですよ。だけどやってみたら楽しくて。
映画の中でホッとしたのは途中で太陽電池を使うところ。あれ、ルール変えてるじゃないですか。
日本人って根性あるのですぐ我慢しちゃうんですよね。そこまでしてやることがエコしてるって美徳と思ってる。
工夫すればいいんだってことですよね。厚手のカーテンをつければ部屋の中は暖かい、とか工夫することが楽しかったです。

●小島敏郎(地球環境戦略研究機関・特別顧問)
環境省にいたんですけど、ゆとりのある生活をなんて言いながら過労死寸前だったり。言うだけなら出来るけど行動はなかなか出来ない。
電気を消さないと家族と一緒に過ごせないんですよ。電気消したら仕事できないし居酒屋にも寄れませんから(笑)
電気がなくなったら大変なことになるでしょ、だから原子力が必要でしょ、って産業の人達はいつも脅してますよね。
でも「別にいいよ」っていう人がいると脅しに使えなくなる。こういう人(コリン)がいるっていうのは面白いですね。
政府は28度設定を推奨してましたが、部屋の中はもっと暑くなっちゃうんですよね。
暑い暑い言いながらやってる。たまに隠れてコーヒー飲んでいいじゃないの、ってもっと楽に考えたらいいと思いました。

●マエキタミヤコ(サステナ代表)
よし、じゃ、だらしのないエコをしましょう(笑)テキトーにやればいいじゃんっていう広告作ったりして。
これまでも我慢大会って思われるのが嫌だったからキャンドルナイトとか楽しくやれることを考えたんですね。
実はうち、アンペアダウンしたんです。
50Aを20Aに。それに抵抗したのは東京電力でした(笑)東電のお兄さんに
『(アンペアを)あげたいときはいつでも言ってください』と言われました(笑)
アンペアダウンがきっかけで節電を無意識にやっていたのか電気料金がすごく下がりました。
環境省はこうすると○円節約出来ますよ、っていうと世のお母さん達なんかには響くんだけど、そうじゃないでしょう、と。
311の前もサステナもやってましたし、実践してますねって取材も来てましたが、
事故がきっかけで電気料金のものの意味がやっとわかりました。