9/28、青山スパイラルホールにて、映画『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』と、今回で25回を数える「第一生命 サラリーマン川柳コンクール」のコラボレーションイベントを行いました。

●日程:9月28日(水) ●場所:青山スパイラルホール
●登壇者:生瀬勝久(50)、中越典子(31)、堀内敬子(40)、山西惇(48)、入江雅人(48)、八十田勇一(46) /MC:中田有紀(38)

 今年で25回を数える「第一生命 サラリーマン川柳コンクール」。その記念すべき節目の年、『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』に出演する生瀬勝久・中越典子・堀内敬子・山西惇・入江雅人・八十田勇一が、コンクールの応援団に就任。25年に渡るサラリーマンのその時代それぞれの悲喜こもごもをファッションショー形式で演じました。

 ショーは、「サラリーマンNEO」シリーズで人気を博し、映画本編にも登場する生瀬勝久と中田有紀が演じるニュース番組風コント、「NEO EXPRESS」の二人の進行で進みました。

 まずは、1987年〜1992年の”バブル期”と呼ばれる時代のファッションに身を包んだ中越典子と八十田勇一がランウェイに登場。中越は真っ赤なボディコンドレスと立たせた前髪、扇子を手にしたイケイケギャルに扮して登場。八十田勇一は、肩パッドがたっぷり入ったダブルのスーツに、セカンドバッグを手にし、ナンパに勤しむサラリーマンを演じました。

 次に登場したのは、1992年〜2000年、バブル崩壊後の失われた10年と呼ばれた時代を象徴するのは堀内敬子演じるオフィスレディ。windows95のパッケージとポケベルを手に登場し、先に登場した八十田演じるバブル期の男性を「時代遅れ」と軽くあしらうパフォーマンス!
 そして2000年〜2008年、IT革命が起きた世界を象徴するモデルが登場・・・と思いきや、山西惇は当時空前のブームを起こした「冬のソナタ」のペ・ヨンジュンのコスプレで登場!あの頃、どの会社でも必ず誰かがやっていた忘年会の出し物としてコスプレしていた、という設定で、当時のブームをユニークに振り返りました。
 最後に登場するのは、2005年〜2010年。twitterやFacebookなどが台頭してきたソーシャル・ネットワークの時代を象徴するモデルとして、入江雅人が登場。ピンストライプのスーツにノータイ、首にスカーフを巻いた”ちょいワルファッション”に身を包み、ブログ・twitterの更新に忙しく、仕事が手につかないサラリーマンを演じました。

 ファッションショー後の囲み取材では、「生瀬、沢村不仲説」という大嘘スキャンダルもでっち上げる大爆笑トークが飛び出し、イベントは賑やかに幕を閉じました。
 10月3日より応募が始まる「サラリーマン川柳」は、25周年を記念して、過去の優秀作品60句の中からベスト・オブ・ベストを選ぶ「サラ川総選挙」も実施。さらに、『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』製作チームが選ぶ特別賞も創設。選出された句は、『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』製作チームがオリジナルコント化し、受賞者にDVDとして贈られます。

<登壇者コメント>
Q.ファッションショーと川柳の感想を聞かせてください
生瀬勝久:楽しかったです。印象深かったのはバブルの時代ですが、あの頃は景気の良かった世間と、劇団員だった自分の生活のギャップが激しかったですね。
中越典子:こんなに前髪を立たせたことは今までなかったので新鮮でした(笑)。皆さんに、川柳も、映画も楽しんで欲しいです。
堀内敬子:一句詠みます。「NEO映画 みんなにたくさん 観て欲しい」
Q.映画の撮影時の印象深かったエピソードを教えてください ※生瀬勝久、沢村一樹不仲のエピソードは大嘘です。
生瀬:6年TVシリーズをやってきたのですが、映画の撮影で初めて皆とアドレスを交換しましたね。特に、私と沢村一樹さんとの確執が解消されたのが良かったと思います。冗談ですよ、もちろん!
(見どころは?と聞かれて)コメディ映画なので、「面白い」と言ってハードルを上げたくないんですよ。最低5回ぐらいは笑える、と言っておきます!もちろん5回以上笑って良いですよ!!(笑)
山西惇:TVの収録と違って、待ち時間が長いので皆と沢山会話ができたのが良かったです。生瀬さんと沢村さんが楽しく話しているところも見れて、本当にホッとしました。(笑)
入江雅人:まさかこの場で、タブーであるはずの生瀬さんと沢村さんの不仲に触れることになるとは思いませんでした・・・。僕も、二人の不仲が解消されたようで安心しました。(笑)
八十田勇一:吉田照幸監督が、映画化のプレッシャーでみるみる痩せていくのが印象的でした