近年でもっとも多くの読者を獲得する、人気作家・東野圭吾。ミステリーの巨匠が初めて〝恋愛〟をテーマに執筆したことで話題を呼んだ累計200万部突破のベストセラー「夜明けの街で」が岸谷五朗×深田恭子という豪華カップリングで映画化され、10月8日(土)より全国公開する運びとなりました。

本作の公開に先駆け、本日9/27に映画の舞台となった横浜での完成披露試写会が行われました。会場に集まった観客は監督や豪華キャスト陣の登場に大盛り上がり。レッドカーペットで登場したキャスト陣の姿に大歓声を浴びせました。

映画のエンディングテーマを担当した久保田利伸さんがサプライズで登場!舞台挨拶前にエンディングテーマ「声にできない」を大熱唱し、その甘い美声で会場の雰囲気を盛り上げました。また、なんと今日は岸谷さんの47歳のバースデイ!!本作で深田さん演じる秋葉と木村さん演じる妻、有美子の間で揺れ動く渡部を熱演した岸谷さんへ、深田さん、木村さんお二人からそれぞれ種類の違うバースデイケーキがプレゼントされました。

■場所: パシフィコ横浜 国立大ホール
■日程: 9月27日(火)19:00〜 完成披露試写会(19:40終了予定)
■登壇者: 岸谷五朗/深田恭子/木村多江/若松節朗監督/久保田利伸

●質疑応答

Q:レッドカーペットでの登場はいかがでしたか?

岸谷さん:気持ち良かったです!頑張って渡部を演じた甲斐がありました!!
深田さん:たくさんの人に歓迎していただけて嬉しいです。撮影時は、横浜の方々にもたくさん協力していただいてので、横浜で御挨拶ができて本当によかったです。

木村さん:妻役を演じた私としては…まさか、不倫の現場でレッドカーペットを歩くことになるとは思いませんでした(笑)。

若松監督:気持ち良かったですね。でも、僕はあまり似合っていないかな(笑)。横浜という場所は、秋葉と何を食べようかなぁと向かう渡部の心境と、妻、有美子の元へ帰るためのここの準備をするのにちょうど良いと思います。もちろん、不倫をするのに最高の場所だと言ってるわけではありませんが(場内に爆笑)

Q:本作の舞台も横浜ということですが…?

若松監督:横浜は今までにもたくさんの名作の舞台となっています。「夜明けの街で」もそんな作品の仲間入りができればいいなと思っていました。

Q:撮影時のエピソードをお聞かせ下さい。

岸谷さん:秋葉とのデートの舞台である横浜に、ある種の虚構を求めていました。夢のような世界というか…。海や夜景という街の雰囲気にも助けられながらお芝居していた感じです。

深田さん:恋人同士が特別な気持ちになれる不思議な場所だと思います。劇中にも登場しましたが、特に大桟橋は印象的ですね。横浜は楽しい街なのに、大桟橋にいる時だけはなぜか寂しい気持ちになります。

Q:不倫されてしまう妻役を演じてみていかがでしたか?

木村:どこから夫の不倫に気づいているのか、というのがポイントだと思いながら演じていました。深田さんよりも先に岸谷さんとのお芝居をさせていただいたので、ここでいかに楽しく幸せに演じるかで、今後の岸谷さんの辛さが変わってくるなと。まるでいたぶるように、幸せな家庭を演じさせていただきました(笑)。

岸谷さん:本当に本当に辛かったです…。

●舞台挨拶には、エンディング曲「声にできない」を熱唱した久保田利伸さんも登場!曲について聞かれると、曲が完成するまでのいきさつや、「思いをシンプルでダイレクトに伝えたかった。」という曲への思いをコメント。そんな曲を生で聞いて、岸谷さんは「作品の印象にぴったりでビックリしました!原作にも描かれているキャラクターの繊細さや渡部の揺れ動く心が見事に表現されていると思います。」と大絶賛。深田さんも「渡部、秋葉の切ない気持やかけがえの無い時間が詰まっているようです。」とコメントを披露しました。

●最後に、47歳のお誕生日を迎えた岸谷さんへ、深田さん、木村さんのお二人からバースデイケーキのサプライズプレゼントが!!劇中で深田さん演じる秋葉と、木村さん演じる妻、有美子の間でさんざん辛い思いをする渡部役を演じた岸谷さん。この二人からの悪魔のようなプレゼントに、「映画の中で辛い思いをさんざんしたのに…ここでもか」と思わず本音をポロリ。。会場に集まったお客さんや、共演者の方々にお祝されてのバースデイを喜びつつも、目の前に用意された2種類のケーキを見て思わずこぼれおちた岸谷さんの「今日はケーキをふたつとも持ち帰らせていただきます」とのコメントで、会場は笑いに包まれました。