10月1日公開、沖縄を舞台に感動の実話を描いた阿部寛主演の『天国からのエール』でこの度、9月25日(日)に気仙沼市立階上小学校にて音声ガイドと日本語字幕付きのバリアフリー上映を実施いたしました。

今回、社会福祉法人洗心会・気仙沼市障害者支援センターから「被災地へのさまざまな慰問はあるけれど、非常時にはバリアフリーに配慮する余裕がなく、現実的には障がい者が取り残されている」というお声を受け、実施にいたった今回のバリアフリー試写会。

約200人を招待した試写会の上映後には、映画の舞台となった「あじさい音楽村」出身であり本作の主題歌を歌うステレオポニーが、主題歌「ありがとう」の生歌をサプライズで披露!
生涯を通じ、「“誰かのために”できることはきっとある」自ら問い続け、若者の背中を押し続けた恩師・故 仲宗根陽さんの遺志を引き継いだステレオポニーの涙の熱唱に、上映後の感動の余韻を残した会場が、再度感動につつまれました。

また、当日は新潟西高校のボランティアクラブより、今回の上映会を知り学園祭で募った募金で作った手ぬぐいが観客全員に配布され、復興に向け歩み出している気仙沼の地にエールを送りました。

スペシャルライブの後は、ステレオポニーを観客が囲み、言葉をかけたり、一緒に写真をとったりと、心温まる上映会となりました。

『天国からのエール』バリアフリー上映試写会

◆日 程:2011年9月25日(日)
◆場  所:宮城県気仙沼市立 階上小学校体育館
◆スペシャルゲスト:ステレオポニー(主題歌)

※バリアフリー上映について
視視覚障がい者向けの「音声ガイド」と、聴覚障がい者向けの
「日本語字幕」があらかじめ入った映画本編プリントでの上映。
●音声ガイド:セリフとセリフの間の場面の状況をナレーションすることで、
視覚障がい者が映像を想像しながら映画を楽しむことができる
●日本語字幕:セリフや話者、効果音を表示することで、聴覚障がい者の理解をサポートする役割