映画『はやぶさ/HAYABUSA』「宇宙の日」全国小・中学生作文絵画コンテスト表彰式
映画「はやぶさ/HAYABUSA」と「宇宙の日」全国小・中学生作文絵画コンテストがタイアップ
~佐野史?氏(川口JAXA教授役)と川口教授“本人”が登場~
昨年、奇跡の帰還を果たし日本だけでなく世界を感動させた小惑星探査機<はやぶさ>を題材にした映画『はやぶさ/HAYABUSA』が10月1日に公開になります。この映画『はやぶさ/HAYABUSA』と文部科学省のタイアップ企画の一環として、本日「宇宙の日」全国小・中学生作文絵画コンテストの表彰式に川口淳一郎教授をモデルにした役を演じた佐野史郎さんと川口教授ご本人が登壇致しました。
■佐野史郎氏(川渕幸一役)コメント
私は劇中、こちらにいらっしゃる川口教授をモデルにした川渕幸一役を演じております。撮影当初から堤監督より「川口教授の完全コピーを目指そう」と言われておりまして、川口教授が普段お召しになっていらっしゃるお洋服を制作したり、セットも小道具もリアルに再現しましたので、内側からも外側からも、まさに完全コピーできるようがんばりました。幼少の頃にみたアポロの月面着陸や、キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」を好きだった気持ちがまさに蘇ってきてこの作品の役作りにおいては本当に役に立ったと思います。今日は作文・絵画の表彰式でお子さんたちもたくさんいらっしゃいますが、映画「はやぶさ/HAYABUSA」にも子供たちがたくさん出てきますし、子供たちの目線でも描かれていますのできっと楽しんで頂けると思います。この映画を通じて、あきらめないで続けていれば夢は叶う、あきらめてしまったら本当は叶っていたかもしれない夢も終わってしまう、ということを感じてほしいなと思います。
■JAXA川口淳一郎教授コメント
佐野さんとは「はやぶさ/HAYABUSA」の撮影中に初めてお会いしたのですが、私の髪型や洋服まで同じなので、とても驚きましたし、不思議な感覚でした。今日はスーツですが、ネクタイまではかぶらないようにわざと色を変えてきたんですよ(笑)。私と佐野さんは同じ年なのですが、私もやはりこどもの頃はガガーリンやアポロに熱中しました。現在よりもずっと宇宙関連のニュースが飛び交っていた時代ですので、自然と宇宙に対する興味が強まっていったんですね。はやぶさプロジェクトの成功はカギとなったのは精神力。“なでしこJAPAN”と同じあきらめい心です。本当のJAXAの職員もでていたりするのでその細かなこだわりだったりにも注目して頂きたいですし、ぜひたくさんの方々にこの映画を楽しんで頂ければ幸いです。
表彰式のあとに佐野史郎氏の囲みを行いました。
■佐野史郎氏(川渕幸一役)囲みコメント
表彰を受けた小・中学生のみなさん、まずは本当におめでとうございます。いやー、子供たちの創造力は素晴らしいですよね。こういった想像力をもった子供たちが映画界に来てくれたら楽しみですよね。個人的には3月に東日本大震災があり、その直後にクラインインとなったので、この映画には供養の気持ちが強いというか、被災地のみなさんに捧げる映画、という思いが強いです。あくまで個人的な思いですが。是非老若男女多くの方々にこの作品を見て頂き、少しでも前向きな気持ちを持っていただければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。