本作が、自身135本目の主演作となる哀川翔が、ソロデビューから25年目で初めてドラマ主題歌を歌うことも決定。その注目の楽曲は、当時文字通り一世を風靡した、「一世風靡セピア」時代からタッグを組んでいる後藤次利と哀川 翔との共作となり、最強タッグが約20年ぶりに復活致します。

哀川さん&後藤さんインタビュー

以下、Q:質問 哀:哀川さんコメント 後:後藤さんコメント

Q:哀川さん名義では18年ぶりのリリースという事ですが、ずばり歌い終えられた今の感想をお願いします。

哀:なんか今、歌に対してちょっとまたスイッチが入りかけてきたような感じなんで、すごくいいポイントで来ましたよね。
しかも、その80年代を匂わす自分たちが一生懸命明日に向かっていった感じの楽曲じゃないですか。なんか、ちょっと「にやっ」としましたよね。

Q:後藤さんも哀川さんと20年弱ぶりということで

後:いや、、もう
哀:20年以上ですよ!
後:ですかねー!
哀:ですねー!

Q:改めて、今哀川さんの歌声を聞かれて、以前と変わったところや、新しい発見などはありましたか?

後:やっぱり、歌がね。お聞きのようにとおるでしょ。「前略、道の上より」の頃からも“芯”だったんですよ。いっぺんに全員が歌う訳じゃないから、レコーディングはね。で、翔ちゃんが歌って重ねていくみたいな感じで。中心人物ですよ。
哀:そんな事はないんですけど。
後:今回、翔ちゃんが言ったけど、例えば曲を色々作るときオーダーってどんなタイプかなって勉強するのもあるんですよ。そのジャンルを。今回のは何にもなくって自分が思うとおり、自分の中にも流れているような感じで。無理しないで“スッ”と出来たって感じかな。
哀:嬉しいですね。ビックリしましたもん。来たときに「わぁ!次利さんだ!」みたいな。「うわぁー!長く会ってねぇ。」みたいな。仕事的には20年以上だけど、盛り場ではね、何回かすれ違ったりもしたりしましたけど(笑)でも、こうやってまた仕事が出来るっていうのは、すごく嬉しい!」

Q:そういう所の高揚感は、かなりありますか?

哀:かなりありますよ!だって歌をやるきっかけになって、最初にお会いした音楽家の方って次利さんが一番だし。
後:俺もね、渋谷のNHKの横の路上でやっている時に見に行ったんですよ。そうしたらねー、眩しかったね。
哀:そんなねー。もう眩しくないけどね(笑)
後:イキイキしていたよね。
哀:いや、まだベースとかバリバリでレコーディングの時に「ベース・スウィングすげーなー!すっごい!!」ってその印象しかないっすよね。すんげーカッコイイ!それからもう、永ちゃんのバックでやっているのを探したり、「次利さんじゃないの?!」とか見つけては、「おぉ!すごいなっ」とか。そこから次利さんを追ってったみたいなものがありますから。プライベートでも遊びに行かせてもらったり、まぁ俺の場合、プライベートの話の方が多いんだけどね。だから、すごく嬉しいですよね。こういう相方ってすごくいいですね。

Q:哀川さんも後藤さんも仕事としてはお久しぶりという事ですが、お互いの名前を見た段階で自然に気持ちがわき上がってきて、そして今日を迎えたという感じですか?

後:僕は、翔ちゃんの事をテレビとかで見ているから「イキがいいな!変わってないな。」ってずっと思っているし。今日の歌入れも僕らは細かい事なんて言わなくてもいいんですよ。翔ちゃんは放し飼いの方がいいんですよ。放し飼いでどっか行っちゃったら、あっちの草の方がうめぇーんだなって思って。
一同:笑い
哀:放し飼いね(笑)生もの生もの(笑)
後:それで良さが出るから。で、今日出たと思うし。

Q:哀川さん、今日歌を歌うにあたっての心がけというモノは?

哀:自分の中に流れているラインじゃないですか。その、新たなものがどうこうじゃなくて、自分達がずぅーと音楽と携わってきて 音楽から離れても流れているラインだから、スゥですよね。でも逆に言うと尚更難しいっていうのがあるんですよ。そこを歌えって言われているなって事は、やっぱりさらけ出していかなくちゃいけないから、そういう難しさはありますよね。でもまぁそういう時はお任せした方がいいなというのはやっぱり映像をやってから身につけものがありますかね。ある程度、映像を渡して自分の中でNGラインがなければ、OKだという感じで、後はお願いします!みたい。