この度、現地時間9/7 14時30〜 ヴェネチア映画祭で、映画『ラビットホラー3D』の記者会見が行われました。清水崇監督は、現地のイタリア人カメラマンからサインを求められるなど、その注目の高さがうかがわれました。

★昨年、清水監督は、アジア圏初のデジタル3D映画『戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH』を監督した功績により、
昨年開催された第67回ベネチア国際映画祭の3D映画部門にあたる「ベネチア3Dアワード」の審査委員長を務められましたが、そのことは作品に影響を与えていると思われますか?

>監督
まずは初めに、3Dアワード部門がなくなってしまって> とても残念だと思っております。僕もよく3D映画を人より多く見に行くほうだと思いますが、映画館に行くと子供でも大人でも、飛び出すものに触ってみたくなるような光景が見られる。それを物語のスタート部分に取り入れて自分と近い感覚になるようにしました。その点は、いろいろな3D映画をみて思いついたことだと思います。

★クリストファー・ドイルとのタッグはどのような経緯で決まったのですか?

>小椋プロデューサー:
フォルテシモ・フィルムズ社(海外セールス担当??)のマイケル会長と食事をしているときに、クリスト・ファードイルと組まないかと言う話を頂き、
直感で是非やりたいと思いました。その時すぐに、清水監督との企画を思いつき、
話をもちかけたら、「とても光栄なことだ」という言葉を頂き、本作の製作に至りました。

★ホラー映画に「うさぎ」を用いた理由は?
>監督:
まず、「ホラー」と「動物」を結びつけた企画を、プロデューサー陣に説得させるのが大変でした。僕の頭の中では第一に、なにか正反対の性質をもった動物で映画を撮りたいということがあったんです。 実はうさぎという動物は、さみしがりやというイメージが強いと思うのですが、
実は性欲が強いという一面があり、その「意外性」をホラー映画に織り交ぜることで、
独自の世界ができると思い、今回の作品を作り上げました。
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