この度、本年度最恐のホラー映画との呼び名も高い、映画『ラビット・ホラー3D』(9/17より全国公開)が、ヴェネチア国際映画祭で正式上映されました!3年連続で本映画祭に参加した初の日本人監督・清水崇は、深夜のレッドカーペットで「Shimizuコール」の称賛の嵐を浴び、その注目度の高さを世界へアピールしました。
さらに、本作が日本映画としては類をみない「北米配給」が決定したことが発表されました。

★日本からはるばる渡航した“ラビット”危険物体であわや入場拒否?!
ヴェネチア国際映画祭ミッドナイトガラ部門に出品された本作の公式上映が現地時間9月7日深夜24時より行われ、清水崇監督、製作陣と“ラビット”がレッドカーペッドを歩いた。

日本からはるばる渡航させた本作の劇中に登場する“ラビット”がレッドカーペットに飛び入り参加し、会場を大いに賑わせた。しかし実は、当初よりゲリラでこのラビットをレッドカーペッドに登場させる予定でリムジンに待機していたのだが、映画祭側より危険物体と認識され、レッドカーペッド手前で登場禁止、車から降ろされてしまうというハプニングが!!絶対的な制御をうけた中、映画祭のディレクターであるマルコ・ミュラー氏の一存で“ラビット”登場が承諾され、涙のサプライズ登場が実現!突然の予期せぬウサギの登場に深夜のレッドカーペッドに集まった観客たちより“shimizu”コールが飛びかい、ヴェネチアの地で監督の世界レベルでの人気をアピールした。さらに、舞台上ではマルコ自身が頭をかぶり、会場を沸かせた。
清水崇監督は、3年連続でヴェネチア映画祭に参加。日本人監督としては初の快挙となった。「3年もよく飽きずに呼んでくれました。前回は一人でレッドカーペッドを歩きましたから、今年は製作チームで歩けたことがとてもうれしい。」と喜びを語った。

★世界中からオファー殺到!!!
★清水崇監督作品『ラビット・ホラー3D』 北米配給決定!!!

本作「ラビット・ホラー3D」は、清水崇監督による2作品目の3D映画である。
日本人監督として3D映画を初めて世に送り出した異才。さらに日本人監督として史上初の全米興業成績1位(全米興業成績:1億1035万ドル)を獲得した『THE JUON/呪怨』という実績から、本作は製作時から世界配給が視野にはいっており、フォルテシモ・フィルムズがワールドワイドのセールスを担当。去年、ヴェネチア国際映画祭で『ラビット・ホラー3D』をフッテージ上映で話題をさらい、いよいよ今回同映画祭で正式上映されるとともに、北米での配給が決定した。

すでに80カ国から配給権のオファーや問い合わせが殺到しており、今回の上映をきっかけに、海外各国からのオファーの嵐も間違いない

また、3年連続で本映画祭へ出品された作品などは、数作あるが、監督自身が3年連続で招待を受け、ヴェネチアへ渡航したのは清水崇監督が日本人初である。

■北米の配給会社 :Well Go USA(『男たちの挽歌 A Better Tomorrow』、ジャッキー・チェンの最新作『1911』、ジャッキーとアンディ・ラウ、ニコラス・ツェー共演の『新少林寺/SHAOLIN』などアジア映画を北米で配給している会社。
⇒Well Goコメント:「我々は、限界を恐れずに、世界中の各所からユニークな作品を北米へ紹介して行っている」とPfardrescher氏は述べている。「この素晴らしく才能と先見性に溢れる監督の2作品を獲得出来て非常に興奮しているし、これらの作品は疑いなく北米の大きく熱狂的なジャンル映画ファン集団にと共鳴すると確信している。」

★出演者・香川照之さんからのコメント到着★
この映画は、清水崇監督の異様な思念の内部と、それを表立させる鮮やかなメス裁きとが存分に発揮された彼の代表作ではないか。3D作品ではあるが、本質的なパンチ力が鮮やかだ。
ヴェネチアでもアメリカでも、それが観客をKOすることを期待して止まない。