本日、9月13日にANAインターコンチネンタルホテルにて映画『忍道-SHINOBIDO-』製作発表記者会見が行われ、キャスト・監督陣が登壇いたしました。。

登壇者:佐津川愛美、ユキリョウイチ、菊地あやか(AKB48)、尚玄、研ナオコ、長谷川初範、森岡利行監督
場所:ANAインターコンチネンタルホテル

佐津川「待ち望んでいた再会や素晴らしい新しい出会いがあった作品でした。命かけてやろうという気持ちでした。撮影前に朝練して、撮影して、撮影合間にまた練習して…部活のような日々でした。殺陣のシーンもワンカットで撮ろうという目標があったので、一生懸命練習しました。スタッフさんの愛情、キャストさんの意気込みが詰まった作品に参加出来た事が非常に嬉しかったですし、人生の希望になりました。」
ユキ「昔から刃物を持つと燃えるタイプで毎日ワクワクしていました。みんなが知っているような仮面を被った忍者が忍術を使うような忍者映画ではなくてマイノリティな人種である忍者の生き様を撮ろうというのがコンセプトでした。リアリティにこだわりつつ、地味にならないようにすることをテーマに追求していきました。ここまでリアリティを出した殺陣で魅せる映画は観たことがないので、ひとつのアクション映画として歴史に残る1作になったと思います。日本古来の文化をいかに世界に発信していけるかを考えた時に、メイドインジャパンの最たるところにある忍者のリアルストーリーを出すことが一番いいのではないかと思いました。世界中の方に本当の忍者の姿を知ってほしいです。」
菊地「初めての時代劇だったので不安でしたが、新たな菊地あやかを見せれるように頑張りました。稽古の時はつらかったのですが、練習していくうちに楽しくなりました。私1人対5人で戦うシーンがあるので、そこを是非観ていただきたいです。忍のように堂々と立つことさえ難しかったです。」
尚玄「僕も刃物を持つのをすごく楽しみにしていたのですが、結局拳銃使いという役になってしまい、僕は悪役に徹底しました(笑)忍という字は“心”の上に“刃”を乗せるのですが、自分の心よりも刃や運命を大事にしなければならなかった悲しい運命をご覧いただきたいです。」
研「映画出演が決まったという話を聞いた時に“嬉しい!!”と思ったのですが、役柄を聞いたら“婆様”だと言われて“また?”って思いました(笑)どういう訳か20代の時から婆役をやっています(笑)今回は忍の里を守り続けている巫女の婆様の役だったのですが、セリフが難しくてカンペしまくりでした。婆様なんですけど、老けメイクはせずに敢えてスッピンで撮影しました。かわいいとかキレイとかいう次元の顔ではないので…(笑)神秘、礼儀作法、奥ゆかしさ・・・これぞ日本人!という作品です。是非海外進出していってほしいです。」
長谷川「私が子供の頃はなりたい職業に忍者があったくらいだったので、今回はとても楽しみでした。包丁を見ただけでも足がザワザワする感じですし、どちらかというとピアノを弾いたりですとか、あまりアクションのイメージがないと思うのですが、今回は素晴らしい殺陣師の方がリアリティを追求し、色々と工夫して殺陣をつけてくださってその努力に報いるように私も努力しました。芝居もアクションも手抜きなし!刃物のような映画が出来ました。」
森岡「殺陣に精通されている方に支えられていい作品を作ることが出来ました。アクションシーンではCGも使ってないですし、爆破も本当にしていますし、ワイヤーも使っていません。この作品は“どんな事があっても生き抜け”というのと“傷つけあわねばならない悲しさ”というのをテーマに撮影しました。研さんは撮影中によく鼻歌を歌っていたのですが、歌った後に“ギャラちょうだい”というのが面白かったです(笑)アイデアを使って相手を倒していく忍のように、キャスト・スタッフでアイデアを出し合って作った作品です。手作り感満点で心がこもっています。」