切なさと衝撃に満ちた、比類なき極限のヒューマン・サスペンス『スイッチを押すとき』がいよいよ9月17日(土)より公開いたします。原作は、奇抜な世界観と等身大の若者像の魅力で若い世代に支持される「リアル鬼ごっこ」のベストセラー作家・山田悠介による、もうひとつの代表作です。すでにドラマ化、舞台化されて熱狂と感動を呼んだ同作が、若手実力派・小出恵介と人気上昇中の水沢エレナを主演に迎えて、待望の映画化を果たしました。
自殺装置のスイッチを持たされた10歳の子供たちは、多発する自殺の原因を探るという国家プロジェクトの実験材料とされ監禁生活を送っていた。耐え切れずに多くの子供たちがスイッチを押しゆく中、7年もの間、生き続けた6人がいた。生きようとする若者たち、ひとりひとりの渾身の選択が、心に突き刺さる衝撃作となりました。
映画の宣伝隊長に任命された杉村太蔵がゲストとして登場し、スイッチを押すような極限の選択を迫られた経験を語りました。

映画『スイッチを押すとき』公開記念イベント概要
日時:9月6日(火) 19:00〜
場所:スペースFS汐留(東京都港区東新橋1-1-16 汐留FSビル3F)
登壇者:杉村 太蔵

MCの呼びかけにスーツ姿で登場したのは、『スイッチを押すとき』の宣伝隊長に就任された杉村太蔵。杉村が登場すると観客からはざわめきが起こった。登場早々に杉村は「宣伝隊長杉村です!薄口評論家と紹介されましたが、確かに政治は薄口ですが、映画は小泉さん同様うるさいですよ。でもうれしいですね。」と話し、応援隊長に就任した喜びを語った。また「3回見ましたよ。非常に難しい題材ですが、原作の山田ワールドが光ってますね。ファンになりました。」と、一足先に映画を鑑賞した感想を熱く語った。
映画に出てくるスイッチにかけて、極限の選択という意での“スイッチ”を押したくなる経験について聞かれると、「選挙立候補のときと、家内と結婚するとき。あれはハンコだったが。でも私が一番スイッチが入る瞬間は、やはりカメラの赤いランプがついたときですね。」と今はカメラを意識している模様。先日、新内閣が発足した政界に向けて、「何回も野田さんに会ったが、あれはカバですね、ドジョウではなく。何するかわかんないし、怒ると怖いんだよ。ただ、出だしから内閣不一致って感じ。小宮山さんのタバコ700円にもびっくりしましたが、それ以上に野田さんと藤村官房長官ですね。二人は大のヘビースモーカーですから。一回スイッチを押して、2日前に戻って打ち合わせした方がいい」と内情を暴露し、会場を沸かせた。一方で、「新内閣の支持率が60パーセントくらい。最初はどの政権も高いが、一年経つと10〜20パーセントになってしまう。国民のみなさんにも辛抱して、成果が出るまで待ってもらいたい」と、新内閣の宣伝隊長も視野に入れるかのうように訴えた。「野田内閣にも是非観てもらいたい。本作は本当に引き込まれる作品です。山田ワールド、小出さんの演技など楽しみにしてください。宣伝隊長、心より応援しております。」と力強い本作の応援演説で舞台挨拶を締めくくった。
また、囲み取材では、「選挙速報で杉村太蔵に花マルがついた時はスイッチ入りました」と人生でスイッチが入った瞬間を感慨深く語った。現在の職聞かれると、「無職ですよ!役者もいいですね、けど政治家は役者以上に役者じゃなければいけない。20年後、30年後はまだわからないが常に杉村内閣ができたらこうするという構想はありますよ。」と胸を張った。
本作、『スイッチを押すとき』は、9月17日(土)より全国順次公開となる。