自身のミニ・アルバム『FIVE』の発売日である31日、浜崎あゆみがTOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われたフル3Dデジタルシネマコンサート第2弾「A3D II ayumi hamasaki Rock’n Roll Circus Tour FINAL 〜7days Special〜」の舞台挨拶に登場し、ファンで埋め尽くされた劇場を興奮の渦に包み込んだ。

今作は、全国13ヶ所、41公演で延べ40万人を動員した全国アリーナ・ツアー「ayumi hamasaki ARENA TOUR 2010A 〜Rock’n’Roll Circus〜」のスペシャル公演として2010年10月2日〜11日に国立代々木競技場第1体育館で7日間に渡り開催された「ayumi hamasaki Rock’n’Roll Circus Tour FINAL〜7days Special〜」のライヴ映像を、最新の映像技術を駆使して余すところなく3D映画化した日本初の本格フル3Dデジタルシネマコンサートの第2弾。ライブ会場さながらの臨場感と3Dデジタルシネマならではの特別な演出も加えられ、9月3日より全国の映画館で上映される。また、香港・台湾でも同日公開されることが決定している。
今回のプレミア試写会は、当初新宿バルト9だけで開催される予定だったが、定員を大幅に上回る応募があったため、急遽、六本木TOHOシネマズ最大のキャパシティを誇るスクリーン7においても追加開催されることになった。

劇場内は「Rock’n’Roll Circus Tour」時のTシャツを着てペンライトや光るうちわを持った多数のファンが詰めかけ、通常の映画とはひと味違った熱気に包まれていた。そんな中、レッドカーペットにayuが登場すると悲鳴にも近い割れんばかりの歓声が巻き起こり、黒のレースがあしらわれたミニ・ワンピース姿にオーディエンスの視線は釘付け。この日はファンの携帯電話での写真撮影もOKという異例中の異例のサプライズもあり、その姿をなんとかカメラに収めようと会場全体が興奮のるつぼと化した。
舞台挨拶では、ayuの他にライヴをともに支える男子ダンサーズ6名(SHU-YA、ZIN、SUBARU、MARO、2-YAN、KAZUMA)も登壇。

まず集まったファンへの挨拶を促されたayuは、「今日はご来場くださいましてありがとうございます。わたしたちにとってスペシャルなライヴでしたので、こうして劇場公開というかたちでみんなに観てもらえることを嬉しく思います。」と感慨深げなコメント。そして、「7days LIVEというのは経験したことがなかったので、私もバンドもダンサーズもスタッフも皆、自分自身との闘い、という感じで本当に大変だったんですけれども、ファンのみんながいてくれたからやり遂げられました!」とファンへの感謝を伝えていた。また、「この映画の編集作業の最後はL.A.でやっていたのですが、何度観ても涙無しには観ることができない作品になっているので、タオルをしっかりと持って、ぜひ楽しんでください!」と呼びかけ、期待を煽っていた。

また、そのあと行われたツアー時のMCコーナーを彷彿とさせるダンサーズからの質問コーナーでは、「ライヴを終えた後に真っ先にやる気分転換方法は?」という質問に「ライヴ中はほとんど水分を摂れないため、ステージを下りた後に最初に何を飲むかを楽しみにしているんだけど…最近はブドウジュースにハマってる。」と答え、場内からは「かわいい〜」という声が飛んでいた。また、「学ランとブレザーどっちが好きでした?」というプライベートな質問には「ブレザー。(場内から意外!という声に)え?意外ってどういうこと?それはヤンキーだからって事ですか?(笑)」と突っ込みを入れて笑いを誘っていた。

終始和やかな雰囲気で進んだ舞台挨拶の最後には客席中央にダンサーズ6名と共に並んで満員の客席をバックに記念撮影。間近にayuがいることで大興奮のファンと一緒に笑顔でカメラマンのリクエストに応えていた。
閉会とayuの退場が告げられると、大歓声に包まれながらファンの差し伸べる手に握手をしたり、手を振ったりと満面の笑みでファンサービスを行いながら、名残惜しそうに会場を後にした。
その後、新宿バルト9で行われた舞台挨拶にも登壇。

こちらでも携帯電話での写真撮影が許可されるサプライズが発表されると場内は大歓声に包まれ、ayuの登場と共に待ちかねた超満員の観客は一心不乱にシャッターを切っていた。
新宿での舞台挨拶の模様はUSTREAMで生配信されており、時折、「みんな観てくれてる〜?」と会場に来ることができない世界各地のファン、日本全国のファン、抽選に漏れてしまったファンに向かって手を振ってアピールするなど、気遣いを見せていた。
舞台挨拶後にはこちらでも客席中央にて観客と一緒に記念撮影。退場時には一部のファンが殺到しかけるなど、興奮と共に舞台挨拶を終えた。