現在全国にて順次公開中の映画『あぜ道のダンディ』。
東京では吉祥寺バウスシアターでの続映を受けてバウスシアター上映初日に光石研、田口トモロヲ、石井裕也監督による舞台挨拶を行いました。

これまで、プレミア試写会、公開初日もスケジュールが合わなかった田口トモロヲが初めて参加する舞台挨拶とあってこれまでにも映画をご覧くださったリピーターが吉祥寺に集結!

温かな空気に包まれた舞台挨拶となりました。

石井裕也監督:
光石さんはいつもロケバスのなかでモゴモゴ言ってましたがあれって台詞を言ってるんですか?

光石研:
ええ?!
俺、言ってた…?
じゃぁ、きっと台詞を呟いてるんですね。
気づかなかった…。

監督:
プロってすごい!と思ってました。

田口トモロヲ:
僕の場合は現場に入るまでに体に台詞を入れていないとダメなタイプなのでとにかく台詞が出ていかないようにおとなしくしています。

監督:
田口さんはいつも物静かにすっとやって来て、すっと去っていく。
あれはそういうことだったんですね。
合点がいきました。

田口:
監督はいつも本当に実は観察してますね。

監督:
本当におふたりが面白くて観てしまうんです。
なので撮影中はいつも近い距離にいてすみませんでした!

せっかくおふたりがそろったにも関わらず、あっという間に時間は過ぎ、名残惜しく映画上映スタート。
でも、皆様に楽しんでいただけた舞台挨拶となりました。