松山ケンイチ主演、映画『うさぎドロップ』(配給:ショウゲート)が、8月20日(土)から渋谷シネクイント、新宿ピカデリーほか全国にて公開致します。

本作は、祥伝社FEEL YOUNGに連載中の宇仁田ゆみによる大人気コミック「うさぎドロップ」(1〜9巻累計発行部数:140万部)の映画化となり、ある日突然“イクメン”になってしまった主人公ダイキチと、6歳の女の子りんのちょっとちぐはぐな共同生活を描いた、とびきりハートウォーミングな物語です。主人公の“イクメン”河地大吉役には、話題作への主演が相次ぐ松山ケンイチ。りんと同じ保育園に息子を通わせるシングルマザーであり、ダイキチの憧れのモデル役を演じるのは、モデル、女優として活躍する香里奈。そして、独特の魅力を持つ鹿賀りん役には、今最も注目を集める天才子役・芦田愛菜という、今話題のキャストが勢ぞろいしています。
公開に先駆けて、8月2日(火)一ツ橋ホールにて行われた一般試写会に、主演の松山ケンイチさんと芦田愛菜さん、SABU監督がシークレット登壇致しました。

当日は、シークレットで実施した舞台挨拶という事も手伝って、3人が登場すると会場は大きな歓声に包まれました。撮影時のエピソード等も飛び出し会場を大きく湧かせた後、ご自身の一番好きな色だという紫の浴衣に身を包んだ芦田さんから、松山さん、監督へ手紙のサプライズプレゼントがありました。そして、松山さんからは劇中にも登場し、且つりんとダイキチの関係を表すかのような“あなたの悲しみに寄り添う”という花言葉を持つりんどうの花束を芦田さんへプレゼントしました。

—登壇者コメント—
MC:突然親戚の子を引き取り、同居するというお話ですが、演じてみて、そして、作品をご覧になっていかがでしたか?
松山:僕もダイキチのように子供がいないし、子供と一緒に生活ことすら無いから僕とダイキチは似ていると思いました。撮影中は、愛菜ちゃんと一緒の共同生活を疑似体験をしていくのがすごく楽しかったし、癒されました。お芝居するというより、自分と愛菜ちゃんとの思い出アルバムみたいです。去年の夏の思い出で、特別な作品です。
MC:芦田さんのどのようなところに癒されたのですか?
松山:最初6歳の子とどう接すれば良いか分からなかったのですが、愛菜ちゃんから「おはようございます」と元気な挨拶してくれて元気に明るく向かって来てくれるから癒されました。
MC:芦田さん、松山さんとは休憩中によく遊んでいたとのことですが、楽しかったことを教えてください。
芦田:一緒に絵本を読んだり、足を持ってもらって逆さまにブラブラしてベッドにボーンって遊びました。
松山:足を持ってブラブラもやってたし、打ち上げの時までかくれんぼしてたよね。
芦田:あと、手を持ってもらって空中で走ったり(ジェスチャー)
MC:SABU監督にお伺いします。松山さん、芦田さんのお二人と映画を撮影された印象を教えてください。
監督:足ブラブラでベッドにボーンって感じでした(笑)そうやって遊んでいたのでお芝居でも、台詞を言っている感じではなく、凄くリアルでした。
MC:印象に残っているシーンをおしえてください。
松山:おじいちゃんが死んでしまって、最初の頃りんは笑顔が無くて“死”に対して傷ついているし、悲しんでいてるんです。でも、おじいちゃんの隠し子のりんをダイキチが引き取って一緒に暮らすのですが、その過程で笑顔を取り戻していくのが温かいです。またその笑顔に癒されてダイキチ自身も成長していくところがこの映画のいいところだと思います。
芦田:好きなシーンは、お遊戯会のシーンです。可愛いお衣装を着て、ダンスを踊るのが楽しかったです。
MC:さて、8月に入り、夏真っ盛りとなりました。芦田さんの今日のお衣裳は浴衣で可愛いですね!着てみていかがですか?
芦田:色も大好きな紫だし、髪型もクールで好きです。
松山:似合ってますよ。美人ですよ。女優さんみたいにセクシーで奥ゆかしくて・・・。いつも僕が愛菜ちゃんのことを褒めると「そんな事ないですよ」って怒るんです。まだまだ愛菜ちゃんは、隠している才能がいっぱいありますので。その片鱗が映画に出ているのでそういうところも観ていただきたいです。
MC:映画は去年の夏の思い出になったとのことですが、今年の夏は何をしたいですか?
松山:去年は、この作品で良い思い出が出来たので、今年はドラマの撮影に集中したいです。
芦田:海にも行きたいし、こんな可愛い浴衣を着て、花火大会に行きたいです。
MC:最後に見所を御願いいたします。
監督:地方で試写をしていて、いろいろな人に“3回泣ける”と言われたので、3回泣いてください!
松山:たくさんの人と繋がっていて、様々な愛に助けられているとわかる映画だと思います。このポジティブな温かい映画を是非楽しんでください。
【芦田さんから松山さん・SABU監督へ手紙のプレゼント】(マイクフォローは松山さん)
松山ケンイチさんへ 『うさぎドロップ』では撮影の時も取材の時も優しくしてくれて本当にありがとうございました。
夏の撮影は暑くて大変だったけど、たくさん遊んでくれてこと忘れません。愛菜の大切な思い出です。またお仕事一緒にしたいです。芦田愛菜
SABU監督へ りんちゃん役を演じる事が出来てとても嬉しかったです。撮影ではいろいろと教えてくださってありがとうございました。またお仕事一緒にしたいです。芦田愛菜
松山:嬉しいですね。打ち上げの時を思い出しました。ずっと遊んでいて途中で愛菜ちゃんが来なくなって、どうしたのかなって思ったら
遠くで僕のことを見ているんですよ。やっと最後に僕のところに来たと思ったら「また会おうね」って言って泣いていたんです。寂しいと思ってくれたみたいで、その時ジーンとしたことを今思い出しました。

【松山さんから芦田さんへりんどうの花束のプレゼント】
芦田:りんどうだ!嬉しい!
MC:劇中で、りんがりんどうを大切に育てているシーンがあるんです。そして、りんとダイキチの存在を表すかのような“あなたの悲しみに寄り添う”という花言葉を持っているんです。
【フォトセッションでロップイヤーがゆっくり登場して】
松山:ロップイヤーはいっつも出てくるんですよ(笑)大阪にも来てたよね。どうやって電車に乗るんだろうね(笑)