本日、公開初日を迎えた映画『忍たま乱太郎』の舞台挨拶が行われました。
主演の加藤清史郎くんが「今日は本当にありがとうございます。映画ではあまりわからないかもしれないけれど、去年の撮影時よりは身長が5cm伸びています。」とお茶目に挨拶をすると、すかさず三池監督が「全然成長したのに気付かなかったよ」と返すなど、終始和やかなムードで舞台挨拶が進みました。

今日7/23が松方弘樹さんの誕生日ということもあり、会場には松方さんの演じた役柄・稗田八方斎をかたどったケーキが登場。清史郎くんをはじめキャスト一同と会場が♪ハッピーバースデー 松方さん〜 の大合唱を行うと、松方さんも「今年で69歳になりますが、まさかこんな形で祝っていただけるとは思いも寄らなかった。本当にうれしいです」と喜びを語りました。

さらに日本に勇気とガッツを届けるという本作のコンセプトにちなみ、スペシャルゲストとして、先日の女子ワールドカップで活躍し、日本中にガッツと勇気と感動を与えた安藤梢選手が登場!思わぬサプライズに会場は大きく沸きました。
安藤さんから「次は忍たま乱太郎が日本に元気を届けてほしい」という言葉とともに大きな花束を手渡されると、主演の清史郎くんは「僕も、この映画で金メダルが取れるよう、がんばります!」と元気に返答し、「次はこの映画で日本に元気と勇気を届けたいと思います!」と意気込みを語ってくれました。

【日時】7月23日(土)/新宿バルト9

【登壇者】加藤清史郎さん(猪名寺乱太郎役)、林遼威さん(摂津のきり丸役)、
木村風太さん(福富しんべヱ役)、
寺島進さん(山田先生役)、三浦貴大さん(土井先生役)、杏さん(山本シナ先生役)、
石垣佑磨さん(土寿烏役)、松方弘樹さん(稗田八方斎役)、三池崇史監督

【特別登壇】プロサッカー選手:安藤梢さん(FCR2001デュイスブルク所属)

◆加藤さん :
今日はありがとうございます。この作品ではいろいろなところにキャンペーンに行ったり、すごく頑張ったので、僕にとってすごく大事な映画です。
特に、この忍たまの格好で憧れの阪神甲子園球場で始球式ができたのがとてもいい思い出です。実は撮影のときより身長が5cm伸びているので、今日の僕と映画の僕はちょっと雰囲気が違うかもしれません(笑)
「隣の人は気にせず、たくさん大きな声で笑ってください」というのが僕からのお願いです。そして、200%の勇気と元気をもらって帰っていただけるとうれしいです。

◆林さん :
いつもよく映画を観に来ているこの映画館で、この舞台に発っていることが夢みたいでほんとうに嬉しいです。
撮影中はハイパーヨーヨーなどをクラスメイト役の子たちと楽しんでいました。

◆木村さん :
今日をずっと楽しみにしていました。この日が迎えられてうれしいです。
去年は毎日暑い中、太ったしんべヱ役だったのでおなかに詰め物をしていて、それが暑くてあせもが絶えませんでした。

◆三浦さん :
女性に人気のキャラクター・土井先生を演じましたが、僕はどう頑張っても格好よくはならないなと思ったので(笑)、生徒を大切に思っているという気持ちを大事に演じました。

◆寺島さん :
僕が学園もので教師役というと、スパルタで子どもに厳しい役を想像されるかもしれませんが(笑)、撮影現場も楽しく、僕自身の精神年齢も低いので、すごく「優しいオレ」が出てた作品になったと思います。

◆石垣さん :
前作の「十三人の刺客」でも三池作品に出させていただきましたが、今回はまったく逆で、こんなにはじけた日本映画はないんじゃないかと思います。相棒役の竹中直人さんとともに、存分にコミカルにやらせていただきました。

◆杏さん :
やっとみなさんとこの作品を共有できるので、本当にうれしいです。
自分でもこんなに笑った作品はあまりないくらいおもしろい映画だったので、映画館だからとかしこまって静かにするのではなくて、とにかく笑って、楽しんでいってほしいです。

◆松方さん :
爆笑できると思うので、暑気払いくらいの気持ちで楽しんで欲しいですね。
特殊メイクで目くらいしか自分の顔の部分がないのですが、それくらい変身している人達がものすごくたくさん出ているので、注意して見ていてほしいです。

◆三池監督 :
大ベテランのキャストから子どもたちまで集まって創れるのが映画のいいところで、それをまたいろいろな世代の人たちに届けられるというのは本当に嬉しいですね。清史郎の身長が撮影時より伸びたことは気付きませんでした(笑)

◆安藤選手 :
私たちチームは、一丸となって最後まであきらめない気持ちを持って試合に臨み、優勝することができました。
『忍たま乱太郎』も同じ思いがたくさん詰まった映画だと思います。
今度は『忍たま乱太郎』が日本を元気にしてほしいと思います。