ワーナー・ホーム・ビデオ/デジタル・ディストリビューションは、トム・ハンクス、スティーブン・スピルバーグ、ゲーリー・ゴーツマン製作総指揮、エミー賞とゴールデン・グローブ賞を獲得したTV シリーズ「バンド・オブ・ブラザース」を手がけた豪華チームが結集して作り上げた、太平洋戦争を舞台に描く超大作ドラマ「ザ・パシフィック」ブルーレイ&DVD を2011 年7 月15 日にリリースいたします。
ブルーレイ&DVDリリースに先立ち、7 月14 日、ニッポン放送内イマジン・スタジオ(東京・有楽町)にて特別試写会行い、上映前、ニューズウィーク編集主幹を務める竹田圭吾さんとニッポン放送パーソナリティくり万太郎さんとのトークショーを実施し、作品を通して興味深く観ていただけるポイントなどをお話いただきました。

試写開始前、これから作品を観る人に、より深く見てもらうため、もともと海外ドラマは好きという竹田氏に「ザ・パシフィック」の魅力ついて語ってもらった。
「国際ニュースを扱う仕事なので、戦争を扱った作品はよく観ます。このドラマのすごいところは、これまでの戦争を扱った作品と違った側面を描いているんですね。それは、前線に居る兵士の視点に絞って、ほかを可能な限り排除しているということ。
戦争の中のほかのドラマ要素、情況を意図的に外して、戦争の全体像ではなく、一番ミクロの部分を描いていているから、そこがリアルで・・・。本当に、目を背けたいようなシーンの演出とかではなく、実際の戦い方はきっとういう感じだったんだ、と思えるようなリアル感。それから、これはドラマだからこそ描けたんだと思いますが、映画なら数分で終わるような戦闘シーンや、細かい一人ひとりの兵士の描写をきちんと撮っている。
そして、作品の中で歴史は説明しない。出ている人間の顔で伝えている。その部分が素晴らしい作品。
太平洋戦争では日本が負けたということは誰もが知っているけれど、勝った負けたということが大切なのではないとよく分かる作品だと思います。
また、“前線を描いている”ことから、現在日本で起こっていることにも触れ、「今年、原発の事故があり、海外のメディアが現場のことも報道されているけれど、ドラマ化したらまさにこういう作品になると思います。「現場で起きていることが真実」それが一番端的に出てくるのが戦争ですね。」と話した。

「日本人が太平洋戦争を題材にしたこの作品を観ることは、他の国の人達が観るより意味があると思います。この作品は太平洋戦争のほんの一面ですが、ここで描かれていることを欠かすと太平洋戦争について知ったことにはならない。だから若い人にもぜひ見て欲しいですね」と最後に話しトークが終了した。
本作以外の戦争ドラマの話題なども出て分かりやすく、短くも充実した内容に、観客は笑ったり、うなずいたりする姿が多くみられ、竹田氏の話に耳を傾けていた。

「ザ・パシフィック」7月15日 ブルーレイ&DVD BOX発売
【製作総指揮】トム・ハンクス、スティーブン・スピルバーグ、ゲーリー・ゴーツマン
【キャスト】ジェームズ・バッジ・デール ジョゼフ・マゼロ ジョン・セダ アシュトン・ホームズ他
【作品概要】 「ザ・パシフィック」(原題:The Pacific) 2010年アメリカ制作・HBOにて放送/全10話

■ブルーレイ 「ザ・パシフィック コンプリート・ボックス」(7 枚組)税込19,800 円
■DVD 「ザ・パシフィック コンプリート・ボックス」(7 枚組) 税込17,800 円
■ブルーレイ&DVD「ザ・パシフィック」 Vol.1〜Vol.5 同日レンタル開始
発売元・販売元 ワーナー・ホーム・ビデオ