今年の夏も劇場版『それいけ!アンパンマン』がやってきます!シリーズ23作目、「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」でヘンテ星からやってきた少年、ココリンの声を担当するのは、ドラマ「mother」の素晴らしい演技が記憶に新しい“松雪泰子さん”。また、映画を観ながら、みんなで楽しく歌ったり、手遊びができる短編『うたって てあそび アンパンマンともりのたから』では、元気いっぱいのキンタローの孫娘役を、昨年第一子を出産し、新米ママの仲間入りを果たした“大沢あかねさん”が挑戦いたします。
今年のテーマは、原作者やなせたかし先生がアンパンマンで最も伝えたいこと“食の大切さ”です。

7月2日(土) やなせたかし、松雪泰子、大沢あかね、アンパンマン、ばいきんまん シネ・リーブル池袋

毎年恒例のやなせ先生の歌での自己紹介、そして松雪さん、大沢さんを紹介して舞台挨拶が始まりました。
松雪:ココリンは声のトーンの出し方が難しかったので、今日初日を迎えられて本当に嬉しいです。
大沢:今日はあいにくの天気ですが、たくさんのお母さん、お父さんに来て頂いて本当に嬉しいです。うちの子は本当にアンパンマンが大好きなので、まだママの声って分からないかもしれないけど、毎日見せようと思ってます。キンタンが私と似ているところは、私にも有名なおじいちゃんがいた事と元気いっぱいなところかな。今回の声優については、主人もすごく羨ましがってました。
やなせ:宇宙人には会った事ないけど、松雪さんのココリンの声を聞いたら「なるほど、こんな声かな」と思えたくらいぴったりだったね。
−もし宇宙人と会ったらどうしますか?
やなせ:外国旅行をよくしていた事があったんだけど、どこへ行っても絵を描くと全部通じてしまうんですよ!昔あるところに全然笑わない美術館の館長がいたんだけど、僕が話したり、絵を描いたりしたら笑い出してね。本当に笑わない人だった様で秘書も驚いていたよ。もし宇宙人が来ても、俺が絵を描いて見せれば、大体分かるんじゃないかな。だからどこ行っても大丈夫だよ(笑)
−もしアンパンマンたちがパンを作ってくれるとしたら、誰のパンを食べてみたいですか?
松雪:やっぱりジャムおじさんですね
大沢:ドキンちゃんです。昔からドキンちゃんが好きだし、大好きなしょくぱんまんのために頑張るから。
−もうすぐ七夕ですが、今年は何をお願いしますか?
やなせ:被災地を元気に、早く復興してほしい!もうひとつは俺を若返らせてほしいね!
やりたい事がいっぱいあるんだ!!
松雪:日本中、地球上の全ての人が、笑顔で幸せになってほしいです。
大沢:日本が元気ない時期ですが、子ども達に映画アンパンマンを見てもらい、勇気をもらってほしい。
そしてお父さん、お母さんも、もちろん私の愛する家族も少しでも元気になってほしいなと思います。
最後にひとこと、やなせ先生が「元気に明るく!いろんなことがあっても耐えて頑張っていこう!」と答えると、会場に大きな拍手が沸き起こりました。