ムカデ人間』が7/2(土)よりシネクイント他にて公開しました。シネクイントの初日は上映開始1時間前にはすでに満席状態。上映直前に満席となり、立ち見が20名以上出る程の大盛況ぶりでした。上映前にはサプライズでトム・シックス監督からのメッセージ映像を上映し、本編上映後には本作カツロー役の北村昭博さんと映画評論家の塩田時敏さんのトークショーを行いました。2009年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて、日本で初めて映画『ムカデ人間』に出会った同映画祭のディレクターでもある塩田時敏さんと、日本で初めて“ムカデ人間”になった北村昭博さんによる熱いトークが繰り広げられ、場内は異常な盛り上がりをみせました。

<日時> 7月2日(土) 22:55〜
<場所> シネクイント
<登壇者>
北村昭博さん(俳優)
塩田時敏さん(映画評論家/ゆうばり国際ファンタスティック映画祭ディレクター)

【コメント】
北村昭博:アメリカやヨーロッパではムカデ人間は大ブームになり、自分も有名になった。でも日本ではまだ無名。この公開を機に日本でも名前を知ってもらい、日本映画にも出演したい。今日も園子温監督が見に来てくれたが、彼の新作とかね(笑)。外国映画に登場する日本人の扱いや演技にずっと違和感を持っていて、それを払拭するのがこの『ムカデ人間』のカツロー役。やくみつるさんとやり合う亀田史郎さんの映像を参考に役作りしたが、監督は常に僕の演技を「ファンタスティック!」と褒めて自由にやらせてくれた。こんなに関西弁が炸裂している外国映画は史上初だと思う。優れた日本人俳優を小さく扱う向こうの製作スタッフに、日本をナメんな!と言いたい。作品をヒットさせて、故郷の高知でも凱旋上映をしたいです!(※その後上映が決まりました。)
塩田時敏:要するに、『ムカデ人間』の頭にはなっても、『マイティ・ソー』のケツにはなるなって事だね(笑)。トム・シックス監督は三池崇や塚本晋也に影響を受けてる。それがあって、北村君の役が誕生した。ミイケのケツにキタムラがつながったと言えるのでは?オリジナリティのない作品の多い中、これは!と思ったのが「ムカデ人間」。本作は本当に必見です。

映画『ムカデ人間』
シネクイントほか全国順次公開中!