今年の夏も劇場版『それいけ!アンパンマン』がやってきます!シリーズ23作目、「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」でヘンテ星からやってきた少年、ココリンの声を“松雪泰子さん”。また映画を観ながら、みんなで楽しく歌ったり、手遊びができる短編『うたって てあそび アンパンマンともりのたから』では、キンタン役を、“大沢あかねさん”が挑戦いたします。今年のテーマは、原作者やなせたかし先生がアンパンマンで最も伝えたいこと“食の大切さ”です。
6月19日は「父の日」ということで、アンパンマンの産みの親“やなせたかし先生”に、日ごろからアンパンマンにお世話になっているアンパンマンファンを代表し、松雪さんと大沢さんが“まごころ”を込めて作ったアンパンをプレゼントしました!

6/19(日)よみうりホール 
出演者:やなせたかし、松雪泰子、大沢あかね、アンパンマン、ばいきんまん

舞台挨拶は毎年恒例のやなせ先生の歌で始まり、会場にお客さんは手拍子で歌を盛り上げました。
松雪:先生の作品は私も子供も小さい頃から大好きです。まさか出演できると思わなかったので、とても嬉しかったです。このお話に家族や息子も大喜びしてくれました。映画の好きなシーンはココリンがジャムおじさんにパン作りを教わって、「おいしくな〜れ、おいしくな〜れ」と気持ちを込めながらパンをこねるシーンですね。
大沢:キンタンにキンタローおじいちゃんがいる様に、私にも素晴らしいおじいちゃんがいたので、キンタンを演じることができて、とても感動しました。娘を予防接種に連れて行った時、泣いていてもTVでアンパンマンが流れるとすぐ泣きやむんです。アンパンマンの力は本当にすごいですね。主人もアンパンマンの大ファンなので羨ましがられました。
やなせ:今年は僕も映画に声の出演しました。ココリンは宇宙人という難しい役だけど、松雪さんはぴったりでした!松雪さん、いいですね。素晴らしい。すごく良くてみんなで感動していました。ありがとうございました。松雪さんは美人と聞いていたけど、なるほど美人だな〜。大沢さんはあの大沢監督の孫なんだよ。だからキンタンの役にぴったりだね。

19日は父の日ということで、松雪さんと大沢さんから30cmの巨大あんぱんをプレゼントしました。
やなせ:いや〜食べるのがもったいないな。でもアンパンマンは自分の顔を食べさせるから、食べても良いんだけどね。アンパンマンのパンが、特にアンコが美味しいんだよね。
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松雪:私がやらせて頂いたココリンは5歳の元気な男の子で、セリフもとても多く、ハードルが高かったんですが、楽しくやらせて頂きました。お父さんもお母さんも、もちろんお子さんも楽しめる作品だと思います。楽しんで下さい。
大沢:キンタンはとっても元気な女の子で、森の動物たちとの絆やおじいちゃんとの絆を大切にしながら冒険をします。映画を観て、みなさんも家族との絆を大切に、明るく元気に過ごして頂きたいと思います。
やなせ:大震災とかいろいろあるけど、くじけないで、映画を観て元気に生きてください。
場内は終始子供たちからアンパンマンを呼ぶ声が飛び交い、最後に1100人の親子と一緒に「それいけ!アンパンマン」と叫んで締めくくりました。