踊っていれば、ひとりじゃない、ハンディを乗り越えたとき、少女たちの心はひとつになった。
世界に涙と勇気を与えた新潟産ハートフル青春ガールズ・ムービー!!

6月3日(金)、新潟市役所にて、映画『あぜみちジャンピンッ!』の新潟市長への表敬訪問を実施致しました!
聾(ろう)の方にも楽しんで頂けるよう、全編日本語音声字幕付きの上映作品となります!

6月3日(金)、新潟先行公開となるオール新潟ロケ作品「あぜみちジャンピンッ!」の完成と公開を報告するために、新潟市長への表敬訪問が行われた。

新潟市の篠田昭市長は、2008年に撮影され、公開まで約4年を費やしたこの作品に携わる主演の大場はるかをねぎらい、「撮影時の中学3年生から高校3年生に成長するような4年間も携わるような作品でしたら、ずいぶん成長したように思うが、大場さんは童顔なので雰囲気あまり変わりませんね」と言葉をかけ、新潟をロケ地に選んだ理由や、新潟でのロケの感想を二人に求めた。
西川文恵監督は、「たくさんのエキストラのかたに出演してもらいました。特にダンス大会のシーンでは、多くのダンスサークルやダンス教室から応援に駆けつけていただきました」と語った。
篠田市長は、「新潟はダンスが盛んで、<新潟総おどり>や<民謡ながし>など、市民がダンスを楽しむイベントが多い。りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館の専属ダンス・カンパニーNoismも世界で活躍しており、新潟のひとにはダンスDNAが流れている。」と受け答えた。
カメラ少女として青空を撮影するのが趣味だという主演の大場はるかは、「東京では見ることができないような、電信柱がない田園地帯の、広くて青い空が印象的でした。現地のひとは、電気が通ってなくてこの辺りは陰気だ…と、おっしゃっていましたが、この映画には、普段は意識しないような新潟の風景が美しく切り取られており、美しい地元を再発見してほしい」と語った。また、西川監督は、「映画のなかでは魚沼市に暮らす少女が、学校の帰り道に新潟市の万代シティに立ち寄る、というような演出がされています。新潟にお住みの方には、その距離感が少し奇妙に感じると思いますが、外国で上映するときや、東京で上映するときは、主人公の住む地域は、田んぼがあり、町があるひとつの都市としてご覧になっていただいています。」と語った。
それを受けて篠田市長は、「新潟市は、<田園文化都市>という構想を持って都市計画を進めている。まさに新潟を象徴するような演出ですね。」と答えた。
最後に、西川監督は、「あぜみちジャンピンッ!」の台本を、大場はるかは、撮影時に使用したダンスチームのTシャツにサインを入れたものを市長にプレゼントし、篠田市長は「私もぜひ観に行きたい」と、本作品への大きな興味を示した。