「よくがんばったね!」向井から北川へ百本の青いバラをプレゼント:映画『パラダイス・キス』初日舞台挨拶
会場:丸の内ルーブル
登壇者:北川景子、向井理、五十嵐隼士、大政絢、賀来賢人、加藤夏希、新城毅彦<監督>
6月4日(土)丸の内ルーブルにて話題の映画『パラダイス・キス』の初日舞台挨拶がおこなわれた。
主人公・紫(ゆかり)と紫が思いを寄せていく「ジョージ」との関係を中心に、ファッションデザインに生きる個性的な若者たちを描く本作。
原作は累計発行部数600万部で14言語に翻訳されるほどの大人気コミックである。
たくさんの観客に迎えられ、登壇者は皆満足そうな表情であった。
初日を迎えられた嬉しさや撮影時の苦労など一言ずつ挨拶をする出演者たちに、客席からエールが送られるなど出演者一同の人気の高さを感じさせる。
役作りなどの苦労話を聞かれた北川は「スタイルがいい設定のキャラクターなので体型作りに苦労しました。」
撮影時の差し入れも〝パラキスダイエット 〟の名の下なかなか手を出せなかったことを明かした。
向井は「去年の撮影時はすごく暑くて、セットでの撮影は40℃近くあってキツかったですね。」と暑さとの戦いでもあったと語った。
企画段階から、この作品の出演を希望していたという加藤は「出演できたことが嬉しかった反面、プレッシャーの中お芝居していました。」と語った。
また、劇中では女より女らしいキャラクター「イザベラ」を演じた五十嵐は「動きで見せる演技が大変でした。」と語り
撮影中は女の子の仕草を意識的にしなくてはいけなく、他の仕事でもその仕草が出てしまったことをがあるというエピソードで会場が笑いに包まれた。
撮影中、五十嵐・賀来が大政をいじっていたという話題になると五十嵐・賀来の両名から「彼女は天然なんです。」と天然キャラを暴露され
大政は「ちがうんですよ!役作りですよ!」と必死で訂正する場面も見られ出演者たちのチームワークの良さをうかがえた。
演じたキャラクターと本人とのギャップを聞かれた北川・向井は「ジョージの冷徹な感じとか、振り回す感じは一切無かった。まるで正反対」と向井の印象を答え
向井も「内面はゆかりとは全然違いますね」と答えており、お互いの内面とは別のキャラクターを演じたことに壇上で不安がっていた。
「才能ではなく情熱で夢をつかむ」というメッセージがこめられてる本作にちなんで
小さな頃の夢を聞かれた北川は「白衣に憧れていた。白衣を着れる仕事か宇宙飛行士になりたかったです。」という壮大な夢があったことを明かした。
向井は「自給自足の生活をしたかった」と現実的?な夢を答え、新城監督の失笑をかっていた。
また賀来は一言「カリスマになりたかった」と答え会場が盛り上がった場面もあった。
舞台挨拶終盤には突然向井が壇上から姿を消し、北川へ百本の青いバラの花束をプレゼントとし、撮影やプロモーションの労をねぎらうサプライズもあり
この「チーム・パラキス」の仲の良さが大いに伝わる舞台挨拶であった。
『パラダイス・キス』大ヒット上映中
©2011「パラダイス・キス」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
(Report:有城裕一郎)