アカデミー賞.3 部門、ゴールデン・グローブ.賞主要4 部門受賞など世界の各映画賞を受賞し話題となった『ソーシャル・ネットワーク』が5 月25 日(水)ブルーレイ&DVD リリースいたしました。
発売を記念し、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科准教授のジョン・キム氏とFacebook 研究家の第一人者であるソーシャルメディア研究所代表の熊坂仁美氏による対談トークショーイベント「Facebook 社会論—ビジネスから革命まで」を慶応大学三田キャンパス北館ホールで開催致しました。

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科准教授のジョン・キム氏とFacebook 研究家の第一人者であるソーシャルメディア研究所代表の熊坂仁美氏による「Facebook 社会論—ビジネスから革命まで」トークショーが5月31 日(火) 慶応大学三田キャンパス北館ホールにて行われた。会場には、このイベントを心待ちにしていた学生や、Facebook 活用に興味のあるビジネスパーソン約200 名が大集結した。
熊坂仁美氏はFacebook について、「現在、全世界のユーザーが7億を超えています。ちょうど映画のワンシーンの中で、100 万人突破を喜ぶシーンがあるが、あれが2003 年くらい。たった8 年で700 倍になっているソーシャルメディアですね。そもそも実名公開がすごい。」と説明。ジョン・キム氏の、「日本では匿名文化でちょっと難しいのでは」との質問に、熊坂仁美氏は「確かに日本では実名登録は抵抗がありますよね。ただ、実際に使ってみるとビジネスにおいても、実名のメリットを感じました。」と答えた。ジョン・キム氏と熊坂仁美氏は日本における企業のFacebook 導入成功事例のポイントは、いかにファンからの投稿が多いか。どれだけのファンが参加するスキームが作れるかだと、発売になる書籍「Facebook を集客に使う本」の解説を交え説明した。
また、“Facebook”を創設した若き天才の素顔を描いた映画『ソーシャル・ネットワーク』の感想を尋ねられ、ジョン・キム氏は、「飛行機の中でみて、次にDVD でみたのですが、1回目、2回目と見るたびに、深く読み取ることができる映画。なにより全体のスピード感が早く、Facebook の広まりのスピード感を感じた。ザッカーバーグの常識が一般人とずれているところ。特に彼女との会話のシーンがお気に入り。」と答え、熊坂仁美氏は、「たまたまのアイディアを育て、大きくしたのが面白い。Facebook がここまで大きくなった理由が詰まっている。後は、個人的にジャスティンがカッコよくてお勧めです。」と答えた。
『ソーシャル・ネットワーク』ブルーレイ&DVD は、現在好評発売中。