『ヴァイブレータ』で世界中の映画祭にて評価され、『余命一ヶ月の花嫁』で日本中を涙で包んだ廣木隆一監督が、芥川賞作家・中上健次による純愛を映画化した『軽蔑』が、6月4日(土)より公開になります。主演は、今最も旬な俳優・高良健吾と、若手演技派鈴木杏。若く才能溢れる二人が、体当たりで本格ラブストーリーに挑みました。
つきましては本日5月29日(日)、原作者・中上健次の故郷であり、本作のロケ地となった和歌山県新宮市にて、公開に先立ってプレミア上映を行いました。新宮市の熱い希望もあって成立した本日のイベントには、高良健吾さん、鈴木杏さん、渕上泰史さん(新宮出身の新人俳優)、廣木隆一監督が登壇し、撮影中から応援をして下さっている新宮市のみなさんに感謝を伝えました。
また、舞台挨拶の前には高良健吾さん、鈴木杏さんが揃って新宮図書館の中上健次資料室を訪れ、映画の完成をご報告し、それぞれの思いを伝えました。

【日時】5月29日(日) 12:15〜12:30
【場所】新宮市民会館 大ホール (和歌山県新宮市新宮7696)
【登壇者】高良健吾(23)、鈴木杏(24)、渕上泰史、廣木隆一監督

【登壇者のコメント】
★新宮市立図書館収集資料室にて
Q:再び新宮に戻られた今の気持ちは?
高良:久しぶりに戻ってこれて、とても嬉しいです。いつもは、ロケ地に戻っても思いが込みあげることはないけれど、今回は胸が締め付けられる思いです。
鈴木:私も嬉しいです。街にもポスターがたくさん貼ってあって感激しました。
監督:新宮でロケをしたので、最初に公開できて、嬉しいです。

Q:今中上健次さんに何を伝えたいですか?
高良:「ありがとうございます」と言いたいです。あと「(自分が演じた)カズは大丈夫でしたか」と聞きたいです。撮影中、どうしていいか分からなかった時は、いつも助けてもらっていました。
鈴木:映画撮影中も、中上さんのお墓が近くにあるせいか、守られてる気がして心強かったです。感謝しています。

Q:新宮という街について?
高良:すごく優しくて協力的でした。感謝の気持ちでいっぱいです。
鈴木:自分の中でいつも不思議なタイミングでこの街にやってくる気がするので、今回も撮影をしたところを歩いていると、忘れていた感情がよみがえってきました。
高良:(鈴木のコメントに同意して)まだ自分にも杏ちゃんの中にも、カズと真知子が残っているんだと思いました。苦しいような切ないような感情が込み上げてきました。

Q:この後上映会でお会いする新宮の方々へのメッセージをお願いします。
高良:こんなに素敵な場所で撮られた映画だから、「ここはあの場所だ」とかでもいいし、自分なりに自由に感じて持ち帰ってほしいです。
鈴木:新宮の人たちは、中上健次をより身近に感じていらっしゃると思うので、だからこそまた違う感じ方をされるのではないかと思います。是非感想を聞きたいです。
監督:撮影中は迷惑かけたり・・・撮影したのにカットしたところもあるので、今のうちに謝っておきます(笑)

★舞台挨拶のコメント
高良:撮影中は新宮という街に助けられてきました。本当に有難うございます。
鈴木:新宮が大好きなので、戻ってこられて嬉しいです。
渕上:夜行バスで今朝大雨の中新宮に着きました。両親が「『軽蔑』のチケットを売ったぜ」と言ってくれて嬉しかったです!
監督:撮影に協力してくれた方もこの会場にいらっしゃると思いますが、その方々のおかげで新宮のいろんな風景がとれました。ありがとうございます。

Q:新宮弁について?苦労した点などはありますか?
監督:ヤス(渕上)がついててくれてて、新宮弁を教えてくれたんだよね。
渕上:あの時は生意気言っちゃってすいませんでした!
高良:至らないところがあったと思うけど、目をつむって見て下さい。

Q:撮影中はどんな風に過ごしていましたか?
高良:近くに海や川があって、そこにいるだけで不思議な安心感がありました。何回も助けられました。
鈴木:自転車でブラブラしました。守られている感じがありました。高良さんともまた来たいと話していたんですよ。
渕上:新宮出身の中上健次さんの作品に出られて、そしてこれがデビューのきっかけにもなって、すごく嬉しいです。

Q:新宮のおいしかった食べ物はありますか?
鈴木:渕上くんの実家の「キッチントムトム」のパンがおいしかったです。毎日食べてもすごくおいしかったです。
高良:僕も大好きでした。

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