5月23日(金)、日本外国特派員協会にて、映画『マイ・バック・ページ』の記者会見が行われ、監督の山下敦弘監督・脚本の向井康介らが登壇し、記者達の質問に答えた。

なぜこういうテーマに注目したのか、海外展開は考えているのかという問いに、監督は「海外で上映されるかどうかは、もちろんより多くの人に見てもらいたいので、上映できるのならばしてもらいたいのですが、自分で決められません。映画のきっかけは、扱った事のない題材を撮りたかったのが大前提でした。原作を読み、あの時代の空気感が少し伝わって来たので、できると思いやりました。」と語ってくれた。

登場人物の元となる人達に、会って話しを聞いたのか問われると、向井さんは「今回はあえて会いませんでした。会ってしまうと、とりこまれてしまうのではないか。客観的になれるのではないかと考えました。」と話してくれた。

5月28日(土)より新宿ピカデリー、丸の内TOEIほか全国にて公開