2012年新春「マイウェイ」が全国公開されます。本作は、夢を持って、時代を生き抜いた二人の人間を描いた感動の物語。
現在、開催中の第64回カンヌ国際映画祭のマーケットに出品中の本作が、韓国映画としては初めてカンヌにおいて製作記者会見を行いました。会場では、世界初お披露目となった<メイキング映像><本編映像>が上映。上映後は、欧米メディアを含む世界中のメディアから、1分間以上の拍手喝さいが湧きおこりました。
記者会見には、オダギリジョー、初共演のチャン・ドンゴン、ファン・ビンビン、カン・ジェギュ監督が登壇。。監督のカン・ジェギュからは「戦争だけではなく、人間の姿を描いています。戦争の極限の中で友情が芽生え理解し合う、そういった人間たちの感動作品です。」と熱いコメントが発されました。

映画『マイウェイ』製作記者会見 in第64回カンヌ国際映画祭
【実施概要】
■日 程/5月15日(日) ※カンヌ時間  
■場 所/Le Chateau du Cercle
■登壇者/オダギリジョー(35)、チャン・ドンゴン(39)、ファン・ビンビン(29)
  カン・ジェギュ監督(48) 過去作品:『シュリ』 『ブラザーフッド』
■内容/監督による作品紹介/フッテ—ジ映像上映(約3分間を予定)※世界初公開 メイキング映像上映/Q&A

<記者会見レポート>
午前中は、雨がぱらつき天候が心配されたが、午後には一転して強い日差しが照りつける中での記者会見となった。
会場となった、Le Chateau du Cercleには世界9カ国以上、150以上の媒体。200人以上のプレスが集合し、マーケット出品作品の記者会見&フッテ—ジ上映としては異例の注目の高さとなった。登場したチャン・ドンゴンが「後頭部がすごく熱い(笑)」という程の状況の中でスタート。会見に先立って、世界初公開となる劇中映像とメイキング映像を鑑賞した、世界メディアのテンションは高く、質問が飛び交った。そんな中、カン・ジェギュ監督の「この映画は、敵と味方という描き方はしていない、お互い憎み合っていたものたちが、戦争の極限の中で友情が芽生え理解し合う、そういった人間たちの話しを描いています。」というコメントに、映像を見たメディアから質問が相次ぎ、熱い記者会見となりました。

<記者会見TOPICS>
・未完成作品としては異例の世界9か国以上150以上のメディア。200人以上のプレスが集合 TVカメラだけで20台以上
※確認できた参加国/アメリカ、フランス、イタリア、スペイン、台湾、香港、日本、中国、韓国
※BBCが取材に来ておりました。他にも、中東からもメディアが来ていたそうです。アルジャジ—ラも取材に!!
・「プライベートライアン」を越えたと世界で評された、「ブラザーフッド」のカン・ジェギュ監督の最新戦闘映像が世界初上映。メイキング映像も同時上映された。 

<製作エピソード>
■実在した朝鮮兵のエピソード知った、カン・ジェギュ監督が製作。実話を基にした作品
■クランクインは、2010年11月  
■韓国で2010年10月から約8カ月間、156回にも及ぶ撮影が続いた
■カンヌでの製作会見後、6月中旬までクライマックスの“ノルマンディ”での戦闘シーンの撮影を、第二次世界大戦当時のノルマンディと瓜二つの地形を持つ、バルト海沿岸に位置するラトビアで撮影
■総製作費21億円(300億ウォン)は、韓国映画史上最高額   
■200人の撮影スタッフが参加 
■東日本大震災を受けて発足した「kizuna311」にオダギリジョ—が出品した絵は、オダギリジョ—の呼びかけで、「マイウェイ」のスタッフ200人とキャストが参加して描かれたもの
■劇中で、オダギリジョ—は、【日本語、ロシア語、ドイツ語】でのセリフをこなしている
■劇中で、チャン・ドンゴンは、【韓国語、日本語】でのセリフをこなしている