大ヒットシリーズ最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』のUKプミア試写会が、現地時間5月12日、ロンドン郊外にあるヨーロッパ最大級のショッピング・モール「ウェスト・フィールド」で行われた。会場には、300メートルに渡る鮮やかなブルー・カーペットが敷かれ、各国から300人を超える報道人とファン3000人が集まった。5月7日のUSプレミア、5月11日のロシア・プレミアに続き、ジョニー・デップ、ペネロペ・クルスら「パイレーツ」主要キャスト、スタッフが登場し、会場を華やかに彩った。

本作の冒頭シーンがロンドンで撮影されたこともあり、スタッフ・キャストもこのロンドンに戻りファンと再会を果たしことの喜び、「また、このロンドンに戻って、ファンの皆と会えてうれしいよ。ジャック・スパロウはもう自分の一部だから、自然と役に入っていけるようになってるんだ」とジョニー・デップ、「私たちにとってロンドンはこの映画の一部を撮影した思い入れのある場所なので、ここに戻ってくるということは特別な意味があるの。」と女海賊アンジェリカを演じたぺネロぺ・クルスが感想を語った。またバルボッサ役のジェフリー・ラッシュは、大勢集まったファンの姿を見て「我々役者は普段スクリーンの中にいるから、こういうファンと直接会う機会がありません。プレミアに来て、直接皆さんの姿を見ると、役者としての責任を感じます。」と感慨深けに語った。
また、5月4日にLAで行なわれた日本メディア用特別記者会見で主人公ジャック・スパロウ役のジョニー・デップから発表された、日本への応援メッセージが書き込まれた横断幕が5月11日のロシア・プレミアを経てこのUKプレミアにも到着し、会場に掲げられた。ジョニー・デップから始まって世界のセレブに広がったメッセージの輪が5月17日、ついに日本に届けられる。

また、主要キャスト・スタッフから、今回も日本のファンに向けて下記のようなコメントが届けられた。
ジョニー・デップ「日本に行けなくて本当にごめんなさい。でも、近いうちに必ず会いにいきます」、ぺネロぺ・クルス「愛をこめてビック・キスを送ります。日本には友人もたくさんいるので、近いうちに会いにいきたいです」、ロブ・マーシャル監督「今は苦しい時だと思いますが、がんばってください。我々も応援しています。」ジェフリー・ラッシュは「ガッツ!」という日本語で、日本のファンを勇気づけた。