『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ホット・ファズ‐俺たちスーパーポリスメン』で有名な監督エドガー・ライト監督の最新作『スコットピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』が29日、シネマライズで熱い期待の中公開を迎えた。
本作は、職もない金もない主人公・スコットピルグリムが憧れの女性ラモーナに恋したことから7人の邪悪な元カレたちと、壮絶なバトルを繰り広げる物語。
その「元カレ軍団」の一人いや、二人「カタヤナギ・ツインズ」を演じるのが今回ハリウッド映画初出演を果した双子俳優の斉藤祥太・慶太。
その斉藤兄弟が公開を記念して初日舞台挨拶をおこなった。

日程:2011/04/29
会場:シネマライズ
登壇者:斉藤祥太・斉藤慶太

○挨拶

斉藤祥太:
本日は集まっていただきありがとうございます。
今日が初日ということでテンションあがっています。

斉藤慶太:
ゴールデンウィーク初日に集まっていただき本当にありがとうございます。

○初日を迎えてのお気持ちは?

斉藤祥太:
皆さん楽しんでいただけましたか?
(会場拍手)ありがとうございます。でもウチの親父が拍手してくれてないですね。

斉藤慶太:
この映画の撮影が2年前の夏に撮影したのですが、やっとの公開でドキドキしています。

○ハリウッド初進出ということで、日本と違った点はありましたか?

斉藤祥太:
撮影に関してはあまり変わらないですが、
衣装を一から作り上げるなど細かいところが違いました。

斉藤慶太:
セットの大きさや食事、楽屋(トレーラー)が違いますね。
楽屋(トレーラー)は暮らせるくらい何でもあって快適でした。
オフの時間も言葉は通じませんが、出演者と楽しく遊んでいました!

○エドガーライト監督との思い出

斉藤祥太:
日本に来日した際になんで自分たちを起用したか聞くと
二人を見たときにすぐ決めたと監督が言っていたことを嬉しく思っています。

斉藤慶太:
エドガーは日本好きで観光の写真を見せられ「オタク」って感じでしたよ。

○主演のマイケル・セラの印象は?

斉藤祥太:
オフはお菓子ばかり食べている青年だけど
本番になるとスイッチが変わる役者さんだと思った。

斉藤慶太:
劇中ではコミカルだが実物はかわいらしい青年でしたね。
舞台の千秋楽に帰国の報告をしてくれてやさしい人でしたね。

本作はゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011で招待作品として上映されている。
その際は斉藤祥太一人のみの来道であったが、この日の舞台上では司会者の「二人が同じ女性を好きになったらどうしますか?」という問いに「兄弟間で順番をつける」という二人の仲の良さが伝わる一面もあり、公開初日を迎えた嬉しさが伝わる舞台挨拶であった。

(Report:有城)