本年度アカデミー賞ノミネートにおきましてナタリー・ポートマンが見事主演女優賞を受賞し、全世界で爆発的なヒットを記録している映画『ブラック・スワン』が5月11日(水)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開となります。
この度は、公開に先駆けまして、女優としてハリウッド映画でも活躍、いまやCMや歌にまでマルチな才能を発揮し、変幻自在な魅力で大人気の<栗山千明さん>と東京バレエ団のプリマであり、世界を舞台に活躍する<上野水香さん>をお招きして、有楽町朝日ホールにてトーク・イベントを実施致しました。
『ブラック・スワン』は、名作「白鳥の湖」の主役に抜擢された主人公のバレリーナ、ニナ(ナタリー・ポートマン)が、純粋で無垢な白鳥と妖艶で邪悪な黒鳥の両方を踊らなければならないプレッシャーから次第に混乱に陥っていく、その心理描写を『レオン』の子役で世界中の人気を独占したナタリー・ポートマンが渾身の演技で魅せ、世界中の女優賞を総なめにしたこの春一番の話題作。

今回のイベントでは、本物のプリマである上野水香さんがバレリーナを思わせる白い衣装、そして栗山千明さんが、ナタリー・ポートマンにも負けない妖艶な黒鳥のイメージで登場。満席の会場からはため息が出ました。
普段から黒い洋服を好んで着るという栗山さんは、作中のナタリー・ポートマンの黒鳥をイメージした妖艶な黒いドレスについて「黒鳥の妖艶さだけでなく気品さもあるようなものを選びました」とコメント。
作品については「私も大好きなバレエの世界の裏側でこんなドラマが! という感じで、ドキドキハラハラしました。ナタリーの演技がとってもリアルで素晴らしかった。」とコメント。上野さんは「ナタリーの体つきを見るだけで、この役を演じるために相当な努力をしたんだなということがわかります。」とアカデミー賞を受賞したナタリーの役作りと演技を絶賛。
バレエ経験がある栗山さんは「お芝居の見せ方だったり、モデルのお仕事でも、小さい頃に少し習っていたバレエの経験は活かされていると思います。やっていて良かったと思いますね。」と語り、上野さんは、ご自身も何度も踊られている白鳥の湖について「白鳥の湖は、白鳥と黒鳥の演じ分けはもちろんですが、技術的にもとても難しいですし、プレッシャーも大きいです。映画を観ると、自分が初めて大きな役を頂いたときのプレッシャーを思い出しましたね。」とコメントした。また、水原さんは「彼女の踊るシーンは本当に見どころだと思います。あとは彼女の婚約者であるベンジャミン・ミルピエの振り付けのアレンジがとても興味深くてもっともっと観ていたい気分になりました。のめり込んでいくストーリー性、バレエシーンもすごくステキなので観て頂きたいです。」と大絶賛しました。『ブラック・スワン』は5月11日(水)よりTOHOシネマズ日劇ほか待望の全国ロードショー。