3月7日、ハリウッドのパラマウント映画スタジオ内の野外特設会場で、『ジャッカス3』のDVD/ブルーレイ発売記念パーティーが開催された。
 パーティー会場とレッドカーペットの入り口には、本作で印象的なシーンを飾った簡易トイレを設置。便器を取り払い枠組みだけとなった状態のソレをくぐって入る演出で気分を盛り上げていた。また、会場内には、フィールドアスレチックよろしく、バンジージャンプやスライダー、マジックテープの壁など、さまざまなアトラクションが用意され、出席者はそれぞれジャッカス魂を試されていた。
 強風の中、夜8時半過ぎからセレブが続々と登場。最初に表れたのは、ジャッカス軍団の旧友でスケートボード界の神と呼ばれるトニー・ホークだった。ジャッカス軍団からは、「ランボルギーニで抜歯」の結果失った前歯にプラチナとダイヤのインプラントを輝かせたエレン・マクーギー、紫の背広が目を引くジェフ・トレメイン監督、愛用のアシスト三輪自転車で乗り付けたプレストン・レイシー、そして、ジョニー・ノックスヴィル、ジェイソン・”ウィーマン”・アキュナ、ライアン・ダン、クリス・ポンティアス、スティーヴォー、飛行機に乗り遅れて大遅刻したバム・マージェラが、風で吹き飛ばされ敷き直されたレッドカーペットを次々と歩いた。
 集まったマスコミの中には、ブラジルの『ジャッカス』番組Panico Na TVの司会者の姿もあり、「お尻ダーツ」や「腹にホッチキス」の的となって、キャストにダーツやホッチキスを手渡して、“ヤラれる姿”を収録していた。
パーティーには、ポルノ・スターを含む、ジャッカス軍団の知人友人ら約600人が集まり、日付が変わってもお祭り騒ぎを楽しんでいた。
 出口で渡されたお土産バッグには、『ジャッカス3』のDVD/ブルーレイに加え、ジャッカスのロゴマーク入りトイレットペーパー、ジャッカス3のロゴマーク入りTシャツ、そして、Lサイズのディルド(張り型)と、ジャッカスらしいギフトが詰め込まれていた。ちなみに、トニー・ホークの息子らしき少年(小学校低学年くらい)2人が、お土産バックを手に楽しそうに会場を後にしていたが、中身を知って本人よりも親が仰天したのではないだろうか。最後までとことん楽しませてくれるヤツらだ。

Text by Izumi Hasegawa
Interview & Text by Izumi Hasegawa