2008年のテレビ放映開始から3年、沖縄のヒーローとして絶大なる人気を誇る「琉神マブヤー」がついに映画化の運びとなりました。本日4/19(火)、「琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ」の映画製作発表記者会見が、沖縄県中頭郡北谷町の「北谷町美浜メディアステーション」にて行われ、ウルマ / 琉神マブヤー役の山田親太朗、サイオン / 龍神ガナシー役のISSA、佐野智樹監督の3人が出席。山田のゆったりとしたペースに包まれた、和やかなアットホームな記者会見となりました。

佐野智樹監督
「テレビと違って、映画は大人だけでなく小さな子どももお金を払って観るものなので、そういう人が『良かったね』『いい作品だったね』と思ってもらえるような温かい作品にしたいです。琉神マブヤーはほかのヒーロー物と違い、マジムンという悪役がいますが、一方的な悪者とは描かれておらず、最終的にはマブヤーとも和解するという、今までにないスタイルのヒーロー物。映画版でもそのスタイルで描いています。ウルマの役には山田くんが真っ先に思い浮かび、実際、このために生まれてきたと思うほどピッタリハマっていました」

山田親太朗
「琉神マブヤーの役が決まりヒーローになれて純粋にうれしかったです。今までのマブヤーではなく、映画のマブヤーとして自分なりにもっといいものにしました。マブヤーの魅力は敵も許すことができるところ。こういうヒーローはなかなかいないと思う。映画には沖縄のきれいな景色や風景など魅力が詰まっているので、世界中の人に見てもらいたい」

ISSA
「ガナシーという役はテレビ版ではすでに出ているが、サイオンは劇場版にしか出てこない役。監督から等身大で演じていいと言われ、昔から大好きなヒーロー物を自分の思うヒーロー像で一所懸命演じました。小さい頃から知っている親太朗と共演できてうれしく思ってます。撮影時は、出番がなくても2人で現場に通いムードメーカーとして盛り上げていきました。離れて見て分かった沖縄の良さや魅力を、日本だけでなく、いろいろな国々の人に見てもらえれば、元気になれる作品だと思います」

「琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ」
秋、沖縄先行公開、今冬全国公開予定