先週から公開した映画「高校デビュー」が、初日から好調な出足を迎え、本日、大ヒットを記念し、田村史也役の菅田将暉さんとサプライズゲストとして、本作のメガホンをとった英勉監督が登場し、二人で撮影中のエピソードなどを語りました。

【日時】4月9日(土) 12:15〜12:35
【場所】横浜ブルク13 シアター6
【登壇者】 菅田将暉(18)・英勉監督

菅田:映画というのは役者としては大きなものなので、それが評価されるというのは嬉しいです。友人からの反響も大きくて、80歳になる僕のおばあちゃんも観に行って「めっちゃ泣いたわー」といってくれました。『高校デビュー』のパワーはおばあちゃんにも伝わるんだとわかって、すごいと思います。役どころが究極の癒し系森ボーイということで笑顔やファッション、動きに気をつけて演じていました。(ヒロインの)いとちゃんが最初、溝端くんがカッコ良すぎて目をみられないと言っていたので僕と仲良くしていたんですが、そしたら溝端くんが「いとはなんで俺と話さないんだ。嫌ってんのか」って誤解したことがあったんですが、年下の共演者のいる現場は未経験だったので、初めて補佐役というものになりましたね。クランクインからずっと、僕のシーンの時によく雨が降ってたんで、雨男疑惑をかけられてたんですが、そのせいで撮影がなくなったときは溝端くんとラーメンや焼き肉食べて語ったり、ノリでプリクラ取りに行ったりして、結果的にとてもコミュニケーションの時間がとれて良かったと思います。この映画は本当に元気のでる映画です。活力をくれます。溝端君が以前言っていたように「こんな時代だからこそ」という使命感もありますし、この作品を何か前向きになるきっかけにしてくれたらいいなと思います。

監督:僕がサプライズでごめんなさい。もっとキラキラした人だよね、普通。菅田くんは(本作で女優デビューの)大野いとちゃんにも優しくしていて、史也役もとても良かったんですが、雨男疑惑のときは本当にもう帰そうかと思いました(笑)きっとみなさん1回見たくらいじゃ見落としてるところがたくさんあると思いますんで、2〜3回見てもらえると嬉しいです。それに「いっちょやったるか」とか、「恋したるか」とか思える映画は他にあまりないと思うので、これを観てハッピーになってもらえたら僕も嬉しいです。