第3回沖縄国際映画祭は27日午後6時からクロージングセレモニーを行い、すべての日程を終了いたしました。

入場者数は、本日分に推定の数字を含みますが、18日から27日までの開催期間で約31万人となりました。当初の想定来場者を若干下回る残念な結果となりましたが、アメリカ・アジア各国含め海外政府の方針などにより海外からの来場者が大きく減少したことや、平年を大きく下回る気温や小雨の降る曇天が続いたこと等が影響したものと考えております。

今回の映画祭は、「Yell,Laugh&Peace」をコンセプトとし、東北地方太平洋沖地震へのチャリティーを大きな柱に据えて開催しました。
会場内9箇所に設置した募金ステーションにおける募金活動を行ったほか、各出演者からのご厚意などにより、多くの方々から義えん金をいただきました。
これらによる、27日午後3時現在の義えん金総額は971万8485円となっておりまして、これらの義えん金は、日本赤十字社を通じて、東北地方太平洋沖地震の被災者の方々に寄付させて頂きます。

また、本映画祭では会場各所にメッセージボードを設置し、出演者や一般の方々から被災地へのエールをいただきました。メッセージの総数は計4万人分を超えております。また、ご出演いただいた俳優・アーティスト・タレントの皆様、や地元沖縄の来場者の方々からのエールビデオも多数お預かりしています。今後は、皆さまからお預かりしたエールをインターネットにて公開するほか、被災地の皆様の事情に鑑みつつ、実際に現地へお届けする活動も開始していきます。

東北地方太平洋沖地震へのチャリティーに関するわたしたちの取り組みはまだ始まったばかりです。今後も引き続き、ご理解とご協力をみなさまにお願いいたします。