≪『攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』が遂に公開!≫
神山健治監督「「攻殻」なら、ハリウッド映画とも張り合える」

3月26日(土)、新宿バルト9にて『攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』の上映前初日舞台挨拶が行われ、神山健治監督が登壇した。
昨年に3D立体視化が発表されて以来、動画共有サイトYouTubeでの邦画史上初の3D動画の配信など数々の話題を振りまいてきた『攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』。この日、会場は朝早くからの上映にも関わらず、公開を待ち望んでいたファンで埋め尽くされ、会場は熱気に包まれた。集まったファンを前に神山監督は「大きな地震もあり、単純に喜んではいられない状況ではあるが、こうして劇場で観てもらえる機会をもらい、本当に嬉し
い」と粛々と喜びを語った。

「世界中で大ヒットした3D映画の先駆けである『アバター』を観た際に衝撃を受けた」と話した神山監督であるが、「作品のテーマにあった3Dであればハリウッドの映画とも張り合える」と「体感する3D」をテーマに主観映像を活かした今回の作品の手応えを語った。
またこの日は11日に起きた東日本大震災の復興支援の為に描き下ろしイラストを使って制作されたチャリティーTシャツの発売、さらに入場料の一部を復興支援の為に日本赤十字に寄付する事が発表され、「少しでも震災地の方々の支援に貢献出来れば」と語った。
そして、最後には初日に駆けつけたファン達と、複雑化する犯罪に立ち向かう公安9課の活躍を描く映画の内容にちなみ、3Dメガネを着用した観客と敬礼して写真撮影を行い、上映前のイベントにも関わらず大盛り上がりのイベントとなった。

映画『攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』は新宿バルト9ほか全国公開中