現在、香港にて開催中(3/20〜4/5)の第35回香港国際映画祭にて、日本初の3D長編オリジナルアニメ映画『豆富小僧』(日本では4月29日公開)が上映されました。
『豆富小僧』は、3月22日(火)19:30〜同映画祭の「GALA」部門にて、映画祭式典のハイライトともなる作品の一本として英字幕付きの3Dで上映され、日本からは、声優として出演している“はるな愛さん”と“河原真明監督”が舞台挨拶に登壇、上映開始前に香港のメディアを中心とした囲み取材に応じました。

●はるな愛さんコメント●
今から『豆富小僧』を皆様に見て頂くのですが、現在日本は震災の影響で大きな被害にあっています。でも日本人は心が優しくて譲り合って、助け合って頑張っています。
この映画も、人間と妖怪が助け合うお話です。凄く可愛い『豆富小僧』はきっと皆さんに愛してもらえると思います。3Dでお楽しみ下さい。

※また、囲み取材の質問に対して
私の友人にも家族が震災の被害にあっている人がいます。日本は今、苦しくて辛い状況です。この映画を通じて今日本は手に手をとって、一つになって立ち上がろうと一生懸命頑張ってます。この映画を通じて、人と人とが繋がって行くことや、譲り合う優しさ、そうした「心」が日本の良さだと思うので是非皆さんに伝わればと思います。

●河原監督コメント●
日本人は昔から、目に見えない物を敬ったり、恐れたりする事を妖怪に見立てています。
この映画は、小さい妖怪の少年が冒険をする物語です。
アニメーションが大好きな世界中の皆さんに楽しんで貰おうと思って、スタッフ一同一生懸命作りました。ご堪能頂ければと思います。

※また、囲み取材の質問に対して
映画のスタッフの中には、家族や関係者が震災の被害にあっている人もいます。被害にあってない我々は元気を出して頑張らなくてはいけないと思います。