平成の喜劇王・高田純次と、社会現象を巻き起こした人気ドラマ「金曜日の妻たちへ」や「理想の生活」、そして「ウルトラマン」「ウルトラセブン」など特撮作品も手掛けるヒットメーカー飯島敏宏監督がタッグを組んだ、映画『ホームカミング』がいよいよ3月12日に公開致します。
公開を記念し、この度完成披露試写会を行いました。この不況の中、今、いちばん元気なのは若者たちよりも、社会を1度リタイアした人々。元気のない日本に活気を与えているのは、セカンドライフに突入している熟年者たちということで、都内でサークル活動をしている、セカンドライフを謳歌している熟年層の男女を集め、劇中で夫婦を演じた高田純次さん、高橋惠子さん、監督の飯島敏宏さんを迎え、セカンドライフ・エンジョイ宣言を観客の皆さんと一緒に行いました。

■開催日程:3月9日(水)   
■場所:スペースFS汐留(港区)

<登 壇 者コメント>

高田純次(64)
妻役が高橋さんと聞いたときはお赤飯を炊きました(笑)それに1m以内に近づくとオーラみたいなのがあって、台詞を忘れちゃいそうになりました(笑)主演というか、先輩の俳優さんたちの中にいたので、立っているだけでいいと言われまして、ありがとうございました。としかいいようがありませんでしたね(笑)。ナチュラルな感じで監督が書きおろした台詞だし、自然にできたらいいなと思っていました。普通にせりふをしゃべれないときついものがあるので、台詞だけはちゃんと覚えました。
医者のほうからはあと50年は生きるよと言われましたが(笑)、何かひとつ目標を持っていれば、(人生は)楽しいのではないかと思っております。

高橋惠子(56)
大変楽しい撮影現場でした。ちょっとしたラブシーンもありましたし(笑)、とっても素敵な作品に仕上がりました。
(高田さんとの共演は)不安でした(笑)。といういうのはウソですが、とっても楽しみにしていましたが、予想以上に楽しい方で、撮影の待ち時間は同級生のような、そんな感じでいろんなお話をしました。この撮影をしていて感じたんですが、50代はまだまだだなあと思いました。60代を過ぎた方が(出演者に)多かったのですが、これだけパワフルで、楽しんでいらして、もっともっとセカンドライフが楽しい時間になるのだろうなと思っております。

飯島敏宏監督(78)
花粉の飛び交う中、お越しくださいましてありがとうございます。
とにかく映画をご覧になって観終わったときに、楽しいなあと、改めて意欲が湧くような作品になっていれば嬉しく思っております。面白かったなあ、気持ちよかった、と思われましたら、ぜひ多くの方に誘いをかけていただいて、見ていただきたいと思います。監督として映画を撮っていちばんの願いは、多くの方に見ていただくことです。