2月11日(祝・金)に、江口洋介&蒼井優主演、『白夜行』の深川栄洋監督最新作となる映画『洋菓子店コアンドル』が、公開初日を迎えました。
“伝説のパティシエと呼ばれながら、悲しい過去を背負いスイーツ界から消えた十村”を演じた江口洋介、“音信不通の恋人を追って、鹿児島から上京してきたケーキ屋の娘・なつめ”を演じた蒼井優の他、豪華キャストが勢ぞろいし舞台挨拶を行いました。

【日時】2月11日(金)11:00〜11:30
【場所】新宿バルト9 シアター9(13F)(新宿三丁目 1−26 新宿三丁目イーストビル13F)
【登壇者】江口洋介、蒼井優、江口のりこ、尾上寛之、戸田恵子、深川栄洋監督

待望の初日に勢ぞろいした豪華キャストたちが登壇すると、映画を鑑賞したばかりの観客から、一斉に歓声と拍手が沸き起こった。

「撮影は1年前の事で 懐かしかったです。この映画は先日、サンタバーバラ国際映画際でイースト・ミーツ・ウエスト賞を受賞して、とてもいい初日を迎える事ができたと思います。」(江口洋介)
「この映画は観て頂いた皆さんが暖かい気持ちになってくれたらいいなと思う作品になっています。」(蒼井)
と主演の2人から挨拶があり、深川監督は「言い争っているシーンが多い作品でしたが、キャスト含め、皆の仲が凄く良く、仲の良さで乗り切った作品だと思います。大切な人と観てもらいたい作品です。」と公開初日を迎えて感無量な様子。

久しぶりに顔を揃えたキャスト陣も、「蒼井さんとケンカをするシーンがあったのですが、お互い鹿児島弁でケンカをしたので、とても印象に残っています。」(尾上)「ケーキを作る練習を凄いしたのに、映画を観たらテーブルばかり拭いていたので残念だった。」(江口のりこ)と撮影時のエピソードなどを思い返しながら、映画の公開を皆で喜んだ。

貴重な撮影秘話のトークが繰り広げられた後、バレンタインデー目前と言うこともあり、映画のテーマ”ビター&スイートな人生”にちなんで、それぞれバレンタインの思い出を披露。江口は「もらうのはうれしいですが、意外と照れくさいですね。もらうのはやっぱり、手作りがうれしいです。」と語り、蒼井は「中学生の時にスタッフの方皆さんに手作りチョコを渡そうと思い準備をしていたら、直前にマネージャーがひっくり返してしまった。」と笑いながら話した。また、尾上は「好きな子がいて、アピールをしたが、貰える気配がないので、自分から渡してしまった。」と仰天エピソードを語り、会場を沸かせた。 
ビター&スイート入り交った思い出のエピソードを披露した後、女性陣から男性陣へ、特製バレンタインケーキをプレゼントしフォトセッションへ。

最後に江口は「挫折と再生の物語で、ケーキを作る人とその周りの人々の話。観て幸せになれる映画です。」と語り、蒼井は「小さな話で小さな世界だけど、そこに注げるだけ愛情を注いだと自負できる作品だと思っています。温かい気持ちを映画館で共有できたらうれしく思います。」と、舞台挨拶を締めくくった。