一昨年の第10回東京フィルメックスでの史上初となる最優秀作品賞(グランプリ)と観客賞のダブル受賞に加え、第84回キネマ旬報ベスト・テンでも外国映画ベスト・テン第1位、またヤン・イクチュンが外国映画監督賞と読者選出外国映画監督賞を獲得、さらには第65回毎日映画コンクールにて外国映画ベストワン賞にも輝くなど、昨年に公開された外国映画のなかで、最も注目された映画と言っても過言ではない 『息もできない』。

本作で、製作・監督・脚本・編集・主演の5役をこなし、デビュー作にして世界中に鮮烈な印象を残したヤン・イクチュン監督がこの度、アンコール上映にあわせて急遽再来日、舞台挨拶及びプロモーション活動を精力的に行った。監督と対面したファンや著名人たちによって、熱い絶賛の輪がさらに広がり、再び日本で『息もできない』旋風が巻き起こっている。   

シネマライズでは、アンコール上映最終日となる2月4日(金)に、シネマート新宿と銀座シネパトスではアンコール上映初日となる2月5日(土)に、この日を待ちわびた満員の観客の前で舞台挨拶を行った。ジョークを交えながら話すヤン監督のサービス精神旺盛な優しい人柄や、片言の日本語を時おり使いながら話すそのお茶目で誠実な姿を目の当たりにして、映画のなかのサンフン役とのあまりの違いに多くの観客が驚いたが、ヤン監督の演技力を改めて実感することとなった。また、ツイッター上などに多く寄せられたリクエストの声に応えて、恥ずかしがりながらも、渾身の生「シバロマー!」を舞台上で披露し、客席を多いに沸かせてくれた。
タワーレコード新宿店では100人近いファンの前で、トークショーとサイン会を行った。ファン一人ずつと丁寧に接し、サインするヤン監督。さらには、日本のファンのためにと自ら持ってきた韓国版チラシと「糞バエ」缶バッジをファンにプレゼントしてくれた。

また、短期間の滞在にも関わらず舞台挨拶やイベントの合間を縫い、『息もできない』を絶賛する著名人との対談も行った。

★TBSラジオ954kHz「ウィークエンド・シャッフル」(毎週土曜日21:30〜24:30生放送)でライムスター宇多丸氏とスペシャル対談!この模様は、2月12日(土)に、特集コーナー「サタデーナイト・ラボ」にて放送される。

★ニコニコ動画の生放送にて、『冷たい熱帯魚』が大ヒット公開中の園子温監督と「まったく息もできない」対談。日韓で今最も注目される監督同士の対談とあり、1,450人を超える脅威の視聴者数!ファンからの強い要望により、「エンタジャムチャンネル」http://ch.nicovideo.jp/channel/ch6991 にてアーカイブ掲載予定!

★昨年の公開時に本作を「グーの音も出ない傑作」と高く評価した福田和也氏と対談。「週刊朝日」に近日掲載予定。

★ヤン監督が尊敬する監督の一人、根岸吉太郎監督と対談。「キネマ旬報」に近日掲載予定。

現在も、シネマート新宿と銀座シネパトスで絶賛アンコール上映中!!また、2月11日〜13日に下関で開催される海峡映画祭にも出品されており、ゲストとしてヤン監督が参加予定。その他の地域でも続々アンコール上映が決まっている!(詳細は映画公式サイトまで)   
日本での『息もできない』旋風は、まだまだ終わらない!!