2001年最初の痛快バディ・アクションムービー!『グリーン・ホーネット』のLAプレミアが現地時間1月10日(日本時間1月11日)にハリウッドのチャイニーズ・シアターで行われました。

主演のブリットを演じ、脚本と製作総指揮も務めるセス・ローゲンは、
「この映画は普通のヒーロー映画とは違うんだ。主人公のブリットはバカで意地悪で犯罪もとめられない奴。そこが、普通のヒーローより面白いし、笑えるところ。この映画のコンセプトは…主人公はバカだけど、相棒のカトーはイケてる。2人は仲が悪いけど、いつのまにか力を合わせて、友情が芽生えるさまを描くことなんだ。」と語った。

 ブリットの相棒の’イケてる運転手’カトーを演じた、ジェイ・チョウは
「この映画は、まるでカトーより主人公ブリットの方が、部下なんだよ!僕のファンはきっと楽しんでくれると思うよ。ぜひ、劇場で見て欲しいな。『グリーン・ホーネット』の車の運転は荒っぽくて、これを見ると、『007』の運転は女の子の運転に見えると思うよ。冗談だけどね!」と、ハリウッドの熱気と歓声を受けて、興奮気味に語った。

 ワンショルダーの赤のアザロのドレス姿の正に紅一点のキャメロン・ディアスは、ブリットとカトーの両方に愛される秘書レノアを演じた。本作について
「ブリットは自分が愚かなことを分かっていて、お茶目で憎めないキャラクター。いつも面白いことをして、レノアはそんな彼から眼が離せなくなっていく。彼が成長したことにより、レノアは彼を好きになるの。セスもブリットに似たところがあって、私もいつのまにか惹かれたわ」

 監督のミシェル・ゴンドリーは、
「(セスについて)コメディ系の俳優の人の演技は想像力が豊かでとてもいいと思う。台本にはない、アドリブが自然で面白いんだ。それに返す他の俳優さんも、自然にアドリブをだし、結果よくなるんだよ。
(キャメロンについて)彼女は面白い人!
(悪役クリストフ・ヴァルツについて)彼はクレイジー!
(ジェイについて)彼はまさにスーパースター!」と語った。

他に、エドワード・ファーロング、ハンク・アザリア、マイケル・クラーク・ダンカン、クリストファー・ミンツ、そして、グリーンつながりの(?!)トム・グリーンも来場した。