現役僧侶で芥川賞作家・玄侑宗久原作初の映像化×スネオヘアー初主演作品！『アブラクサスの祭』が、クリスマスの12月25日（土）に初日を迎えました！本作は、音楽に向き合うことで懸命に生きぬこうとする僧侶・浄念（スヘオヘアー）の再生と、妻・多恵（ともさかりえ）をはじめとして彼を支えながら癒されていく周囲の人々を描いた物語です。また公開を前に、栄誉あるサンダンス映画祭2011の「ワールドシネマ・ドラマティック・コンペティション部門」への正式招待が決定し、世界でも注目される作品となりました！初日には、メイン館のテアトル新宿にて監督・キャスト陣の初日舞台挨拶を実施致しました！

【日時】　１２月２５日（土） 【場所】　テアトル新宿　 【登壇】加藤直輝　スネオヘアー　ともさかりえ　　村井良大　
晴天のクリスマス、朝早くから『アブラクサスの祭』の初日舞台挨拶が行われました。温かな拍手のもと、監督・キャストが登場！主演のスネオヘアーさんから、挨拶は始まりました。

【スネオヘアー】今日は、クリスマスという中で、お坊さん映画に集まって頂き有難うございます！答えのない作品かと思いますが、皆さんの心に引っ掛かる何かがある作品だと思います。映画を見てもらいたいという気持ちから、ともさかさんと結婚するなんてツイッターにつぶやいてしまい、ご迷惑おかけしました（苦笑）
【ともさかりえ】撮影から１年が経ち、こうして東京での初日が迎えられ嬉しくもあり、ホッとしています。自分にとってとても思いれの深い作品になりました。
【村井良大】ちょうど１年前の今頃、寒い福島県での撮影だったのですが、福島の方たちがとても温かく接してくださいました。
【加藤監督】ちょうど1年前、福島での寒い撮影では、スネオさんも丸々と坊主で、僕も坊主にしてました！今日は、若い方からご年配までみなさんに集まって頂き、有難うございました。

引き続き、スネオヘアーさんから作品に対しての思い出・大変だったエピソード

【スネオヘアー】お坊さんの役だったので、所作やお経など大変でした。頭はカツラだったんで苦労しなかったですが（笑）僕は楽観主義なので、主人公に似ているところは感じなかったですね。音楽が共通項だと思います！
【監督】どちらもお酒が好きなところは似てますよ！と監督からのツッコミが入り、会場が一瞬シーン。
【スネオヘアー】この空気、監督のせいですよ！　と漫才コンビのようなやりとりの後、ともさかさんが
淡々と作品の思いを語りました。
【ともさかりえ】あのようなリアルなお坊さんの心情は、計りしれないですが、あの家族には不思議な幸福感があり、とてもいとおしさを感じました。撮影の時間もとても幸せな時間を過ごしました。

その後、MCからともさかさんへ、「スネオヘアーさんの第一印象は？」と聞かれ、「どうですかねぇ」と微笑みながら答えていました。それを見守っている、監督・スネオヘアーさん・村井さんにも和やかで幸福な空気が流れていました。

最後にスネオヘアーさんからメッセージ
【スネオヘアー】￥この作品は、きっと幸せという言葉だけでなく、何かしら皆さんの心をひっかく作品だと思います。まっすぐなものは伝わると思います。楽しんでというより、ゆっくりとご覧ください。