ドラマ「美丘ー君がいた日々」などで今最も注目の若手NO1女優・吉高由里子主演最新作『婚前特急』のマスコミ完成披露試写会がスペースFS汐留にて開催され、吉高由里子と彼氏役を演じた加瀬 亮、浜野謙(SAKEROCK)、青木崇高、榎木孝明、吉村卓也ら5人の男優と、日本映画界期待の新鋭前田弘二監督を迎えて舞台挨拶が行われました。

Q:様々なタイプの魅力的な5人の男性が揃っていますが、この5人を彼氏にするという女性を演じてみて感想は?

吉高:個性が強く一人一人違う魅力がある5名の皆さんなので、純粋に欲張りだと思いました。5人と付き合える、チエのアグレッシブさとポジティブさには関心しました。

Q:5人の俳優の皆さんとそれぞれキスシーンがありますがどうでしたか?

吉高:人間の唇はいろんな種類があるんだと体験ができて良かったです。いろんな年代の方がいましたし、いろんな恋愛を重ねてきた人達の唇を総ナメしたことは、ありがたいです(笑)

Q:5人の俳優の皆さんの吉高さんの印象はどうでしたか?

加瀬:前に共演させて頂いた時もそうだったんですが、とにかく撮影の合間に笑ってしまって。それに加えて今回は浜野くんとか強烈な方もいたので、今回は本当に楽しくやらせていただきました。

浜野:あ、はい、強烈な浜野です(笑)吉高さんとやり取りをした時は、本当に強烈で、自分のよくわからない潜む野獣性というか、獣のような部分が引き出されて熱い演技になったと思います。

青木:本当に面白かった現場でした。キスシーンでよくわからず、リハーサルでもキスをしていたら助監督の方に「リハーサルではキスはしなくていいです」と言われて、すごく恥ずかしかったです(笑)。他の方が演じているチエの彼氏シーンを見ていなかったので、映画を観て楽しかったです。

榎木:なんで今、吉高由里子がこの時代にウケルのかよくわかる映画になっています。キュートで、天然で、奔放で、いじりがいがあるような、ないような、とても生きた映画になっています。みんなの個性も光っていました。

吉村:現場に行ったら、いつも吉高さんがムードメーカーになっていて、現場を盛り上げてくれていたんですが、現場の雰囲気でも、演技の面でも、キスシーンでもリードしてくれて、楽しかったです。

吉高:どんなん(笑)

Q:今回完全オリジナルのストーリーですが、5人の彼氏を持つ女性という奇抜アイディアは、どうやって生まれたのでしょうか?

監督:常識に縛られず、自分だけのルールで生きているヒロインを描きたくて、何人も付き合っているという設定にしました。最初は7人だったんですが、最後はいろいろあって5人になりました(笑)

Q:これから映画を観る方に、おすすめのシーンは?

監督:この映画の主人公のチエは5人の男と付き合っていて、勝気でわがまま、下手したらみんなに嫌われかねないヒロインなのですが、吉高さんがとてもステキな芝居をしてくださって、チエというとてもかわいい人間にしてくれました。付き合っている5人の男性は、身近に感じたり、友達に感じたりするぐらい、僕の想像以上の演技をしてくれたので、見どころは登場人物全員だと思います。

吉高:コメディ要素も抜群ですし、内容もポジティブでアグレッシブに進んでいく映画なので、観ていて気持ちいいです。ご堪能してくれれば、私はそれで満たされると思います。

加瀬:単純に楽しんで帰れる作品です。監督の初の劇場作品ということで、たくさんの人に届くことを祈っています。

浜野:全体的にものすごくハッピーで楽しい映画なのですが、最後に田無の部屋でマジメになるシーンがあるんですが、そこが大事かなと思います。ボーと見ても入ってくる映画だと思います(笑)

青木:どのシーンもずっと笑えて、楽しく笑えて、最後はスカっと良い気分になる作品です。

榎木:人間誰しも自分の人生は選択の結果だと思います。5人の中で誰を選択するか、自分だったらとシミュレーションしながら見て欲しいです。