12月6日アメリカ ニューヨークのジグフィールド劇場で『ツーリスト』のワールドプレミアが開催。
会場には、主演のジョニー・デップ、アンジェリーナ・ジョリーをはじめ、フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督、共演のポール・ベタニーらが来場。

アトリエ・ヴェルサーチのニットのホワイトスリットドレスを着たアンジーは、パートナーのブラッド・ピットと艶やかに登場。
役柄について「レディや淑女という役柄を演じたことは、一度もなかったの。今までダフでクールな女性を多く演じてきたけど、私にとって、この役を演じることは、大きな挑戦になるなと気づいたの。究極のヨーロッパ的なエレガントさ、そして、女性的なピンク色が象徴するような役柄で、私にとっては、まったく異色な新しい役柄だったわ」と語った。

また、ジョニー・デップは、映画について
「この作品は平凡なスリラーではないんだ。どんでん返しの連続で、まったく普通ではないサスペンス映画になっている。何に近いテイストかといえば、それは、ヒッチコック風だと言えるかな。アルフレッド・ヒッチコック。いくつものどんでん返しの驚きがあり、そこにユーモアもあり、愛すべきヒューマンな部分もあるよ」と語った。また集まったファンに丁寧に応える姿も。
「(ファンは)とても、温かい素敵な人たちです。寒いのに外で待ってくれていて。こうして僕のために来てくださってありがとうございますと、ご挨拶するのは当たり前のことだと思う」とファン思いのジョニデらしいコメントを残した。

他ゲストとして、ポール・ベタニー夫人のジェニファー・コネリー、ブルック・シールズ、ガボレイ・シディベ、デザイナーのベッツィ・ジョンソン、などが来場した。