全世界で一大センセーションを巻き起こしたファンタジー・アドベンチャー『ナルニア国物語』。アカデミー賞(R)で見事オスカーを受賞した『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』(2005年公開)と、『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』(2008年公開)の全世界興収は合計12億ドルという成績を記録。そして全世界待望の第3章『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』は、ナルニアの世界を体感できる3D版で来年2月25日(金)より日本公開されます。

公開に先駆けて、12/6(月)東京都内スタジオにて声優発表会見が行なわれ、シリーズを通して日本語吹き替えを務める女優の大地真央さん、歌舞伎俳優の尾上菊之助さん、そして本作が初参加となる歌手でタレントのはいだしょうこさんが登壇しました。

シリーズを通して白い魔女に扮する大地さんは本作について、「(前作で)死んだかと思っていましたので、「やったー」って感じで嬉しかった。アフレコは久しぶりでドキドキしましたが、やっていくうちに蘇ってきました」とナルニアの世界に戻って来られたことを喜んでおり、続けて「今回は3Dなのでどんな風に登場するのか楽しみですね」と見どころもアピール。同様に第2作から参加しているカスピアン役の尾上さんも「全世界で人気のシリーズに参加できてうれしい。今回はカスピアン王子が王となって男らしく成長しているので、その風格を出すのに苦労した。自分も今歌舞伎の中で芸の冒険をしている最中です」と振り返りました。一方、新キャラクターの青い星の妖精・リリアンディルを演じたはいださんは「大地さんの舞台を観て、宝塚に入りたいと思うようになったので、夢のような気分。これ以上の幸せはないかな」と新たにナルニアファミリーとなった喜びを語りました。

また、本作にはナルニアの創造主・アスランをはじめ、多種多様なキャラクターが登場することから「それぞれ自分と一番近いキャラクターはどのキャラクター?」との質問に及ぶと、大地さんは「かわいいから、ルーシーでしょうか(笑)」、尾上さんは「アスランですね。格好良いし、あんな王になりたい。僕の夢ですね」、はいださんは「理想なんですが、リリアンディル。自分と似ているところは色が白いところ」とそれぞれ憧れも踏まえて語りました。