イタリア本国で初登場・2週連続第1位、大作を押しのけ異例の大ヒットを記録した、イタリアが誇る巨匠、ジュゼッペ・トルナトーレ珠玉の最新作『シチリア!シチリア!』。公開に先駆け本日、映画にちなんでイタリア出身の人気シェフタレントを招いたクリスマス特別プレビューを開催しました。

■場所:イタリア文化会館 アニェッリホール(東京都千代田区九段南2-1-30)
■日程:12月6日(月)
■登壇者:ベリッシモ・フランチェスコ  / イタリア文化会館 ドナーティ館長

イタリア文化会館 ウンベルト・ドナーティ館長からの開会の挨拶:
「イタリアの巨匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督最新作をこうして紹介できることを誇りに感じます。イタリアの文化をぜひ日本の皆さんに伝えていきたいので、今日は映画とワインとこの場をどうぞ楽しんでください」

MC:一足早く映画をご覧になっていかがでしたか?
ベリッシモ・フランチェスコさん
「今日はイタリアということで呼ばれましたが、僕自身トルナトーレ監督の大ファンだから、今日は呼ばれて嬉しいです。一足先に、映画を見ましたが、まず、映像・風景がすばらしかったです。シチリアは何度か子供のときに行ったことがあるので、懐かしかった。子供の頃、『荒野の用心棒』などの西部劇がすごく好きで観ていたから、モリコーネ音楽もすごく好き。この映画は音楽も素晴らしい!イタリアの歴史もたっぷり描かれているし、注目してみてほしい」

MC:ベリッシモさんらしい映画のお薦めポイントは?
ベリッシモ・フランチェスコさん
「素晴らしいバスタのシーンがあるんです。手を後ろに縛って、口だけで食べる大食い競争のシーンです。私はやったことないけど、シチリアのお祭りなので、ぜひ今度挑戦してみたいですね!清潔ではないかもしれないけど(笑)。あとは、僕の大好きなモニカ・ベルッチが出ているのも嬉しい。まさに男性が求めているようなシーンで出ているんです。お見逃しなく(笑)!!」

MC:家族の絆を描いた映画でもあるんですが、そのあたりはどうでしたか?
ベリッシモ・フランチェスコさん
「後半で、駅のホームで父親と息子が別れるシーンがあるんですが、10年前の自分と重ねて、すごくジーンとした。僕の家族や親戚もみんなイタリアにいるので。寂しくなりました」

また、映画にちなんで、シチリアを代表するドンナフガータ社のワインを、ステージ上でテイスティング。料理研究家らしく、ワインにあう肉料理などを紹介しつつ、映画とあわせてPRした。さらに、12/6はサンタクロースのモデルとなる、「聖ニコラウスの祝日」という記念日にあたるため、クリスマスプレゼントを会場の観客に渡し、大盛り上がりのなか、映画の上映へと移りました。