2001年に誕生した「シュレック」シリーズは、これまでのファンタジー映画の常識を打ち破り、数々の記録を打ちたて、この程、アニメーションシリーズとして世界最高の興行成績を上げたとして、10月2日にギネス世界記録?に認定されました。その記録は今日でも伸び続けております。
5月21日より全米公開された『シュレック フォーエバー』は、シリーズ新記録の3週連続No.1を記録し、全世界59ヶ国でも大ヒットとなり、世界興行成績No.1を記録。来る12月18日の日本公開が世界で最後の興行を迎えます。

見かけは怖いが心優しいシュレックの声を10年間演じ続けた浜田雅功さん。先日も12月4日から全国で放送されるTVCMの3タイプの内、感動編のナレーション録りを行い、フィナーレを飾るにふさわしい感動のCMも完成しました。シリーズ最終章の本作、名実共に“最後のシュレック”となった浜田さんに10年分の思いを語って頂きました。

【浜田雅功コメント】

(最後となった感想は?)
やっぱり長かったので少し淋しい気はしますね。

(10年演じきった感想は?)
最初に比べてだんだんやりやすくなってきました。最初は難しかったです。完成している役に声をいれるということは、普段の演技とは違って苦労しました。今はだいぶ慣れたのでもう一度過去作品の入れ直しをしたいです。今回の作品はとにかく完璧です。自分で点数をつけるなら申し訳ないですが100点ですね。もうこれ以上の演技は出来ないと思います。10年間演じてみてとにかく山ちゃんが天才だということに気が付きました。他の共演者の方も、とにかくうまかったので自分がうまくできているのか不安になることがありました。ひとり<劇団ひとりさん>が演技に苦労していたようなので、先輩として声優の難しさを教えてやりましたよ!

(シュレックと似ている点は?)
自分とシュレックはストレートな性格というところでは似ているかもしれません。でも「見た目は怖いが心は優しい」という所はどうでしょう?みなさん各自で判断して下さい(笑)。

(映画の感想は?)
3Dはとにかく楽しかったです。いろんなキャラクターが目の前に次々と飛び出してくるので子供たちは本当に楽しめると思います。前に一度子供に強引に誘われて前作を劇場に観に行ったら、そこの支配人に、「今日は舞台挨拶でしたっけ?」と言われました。

(映画のように魔法使いのペテン師と契約を結ぶとしたら、どんな契約?)
休日の自分の顔を変えたいです。誰にも気がつかれないようなね。

(映画のように、別の人生を歩めるとしたらどうなりたい?)
子供のころは警察官になりたかったですね。こち亀の両さんみたいな警官になって二人乗りを注意したいと思っていました。今はコントとか仕事で警官の制服を着ることも出来るので満足ですけどね。

(シュレックの相方はドンキーですが、実際の相方の松本さんに観てもらいたい?)
相方(松本さん)の子供はまだ小さいので、もう少し大きくなったら全作品のDVDセットを自腹で送りますよ。

(『シュレック フォーエバー』を待ち望んでいる皆様へ一言)
3Dがとにかく凄いので是非、お父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃん、お兄さんお姉さんも劇場で観てください!