11月6日(土)から渋谷シネクイントほか全国ロードショーの映画『リトル・ランボーズ』(配給:スタイルジャム)の公開を記念して、各分野で活躍中の画家の下田昌克さん、粘土クリエイターのデハラユキノリさん、イラストレーターの今井トゥーンズさんのトークショーが、11月26日(金)渋谷シネクイントにて行われました。
本作では、11歳の少年たちがシルベスター・スタローンの映画『ランボー』に大きな衝撃を受けます。そして、この映画の監督、ガース・ジェニングス氏自身も、この主人公と同じように、11歳のときに『ランボー』に衝撃を受け、友達と映画を撮り始め、大人になった今、映画監督になりました。
そこで今回は、クリエイター3名をお呼びして、子供の頃夢中だったものや今のお仕事についたきっかけのお話を伺いました。3者3様のユニークな思い出エピソードがたくさんとびだし会場は爆笑の渦に!

【イベント概要】
日時:11/26(金)19:10上映会、上映後
場所:渋谷シネクイント(渋谷パルコパート3・8F)
登壇ゲスト:下田昌克さん、デハラユキノリさん、今井トゥーンズさん

【下田昌克さんの話】
小学生の時から全然勉強できなくてずっと怒られてたんです。小学4年生くらいから近所のおじさんに株主優待券もらって1人で映画観に行ってました。その頃から手書きの映画ポスターを見るのがすごい好きでいろんな想像してました。
中学3年生の時、担任の先生に美術大学は学科試験ないから受けてみれば?と進められて行ったのが今の仕事に就くきっかけかな?物心ついたころからサラリーマンになって給料がほしいと思ってたので、大人になって試してみたんだけど全然使い物にならなかった笑。よいしょよいしょで褒めてくれる人がいたから続けられたのかも。

【デハラユキノリさんの話】
この映画観たら、小学生の頃学校の机に彫刻刀で絵を彫って先生に殴られた事思い出しました。
僕実は小学生の頃頭よかったんですよ笑。でも塾の行き帰りによく映画館に通ってました。パンフレットを買っても親にばれたらいけないからお腹に隠して持って帰ってました。映画の看板を見て初めて絵ってかっこいいなと思った。
粘土はその頃から家でひそかに作ってたけど、こんなの作ってるのがばれたら絶対頭おかしいと思われると思ってたから、ずっと隠してましたね。

【今井トゥーンズさんの話】
この主人公は聖書に落書きをするけど、僕の場合はそれが国語の教科書でした。国語の教科書が一番落書きしがいがあるんです。白い部分を全部うめようと必死でした笑。美術大学に入ったものの、何にも考えてなかったんです。
初めは油絵を描いていて、しかもちょっとねらって現代美術をやっていたんですが、それが世に認められだすとなんか違和感が出てきて。それから自分の描きたいものを描くようになりました。そこから色んなコンテストをがむしゃらに受けまくってました。そしたらやっとディレクターの方に声かけて頂いてそれから仕事になってきました。