この度、江口洋介&蒼井優出演、『60歳のラブレター』の深川栄洋監督最新作となる映画『洋菓子店コアンドル』が完成し、完成披露試写会が行われ、”伝説のパティシエと呼ばれながら、8年前にある理由でスイーツ界から消えた十村”を演じた江口洋介、”音信不通の恋人を追って、鹿児島から上京してきたケーキ屋の娘・なつめ”を演じた蒼井優、深川栄洋監督の3名が舞台挨拶をおこないました。

特大の”ケーキ”が登場し、初共演の江口洋介と蒼井優が”完成記念ケーキ”を2人で完成させました。

【イベント名】 『洋菓子店コアンドル』完成披露試写会

【日時】 11月11日(木)18:30〜   【場所】明治安田生命ホール

【登壇者】 江口洋介、蒼井優、深川栄洋監督

本作の完成を待ち焦がれていた観客の拍手に迎えられ、江口、蒼井、深川監督の3人が登壇。

江口は、「昨年の今頃くらい東京の代官山で秋の街と目黒川と甘いスイーツが、すごく思い出深い撮影となりました。面白い作品になっていると思います。楽しんでいってください。」

蒼井は、「本当に素敵な主演俳優さんと共演できたことを心から嬉しく思うのと、深川監督の作品に出演できて本当によかったです。今日は、短い間ですがよろしくお願いします。」と挨拶し、オリジナルの脚本と監督を手掛けた深川監督は「みんなで作ったものを今日は何が心に残るのかを答え合わせができることがとても楽しみです。」

と、本作の完成と今日披露できることを喜んだ。

今回、初共演となる2人は、

「彼女がケーキを食べた後の笑顔素晴らしくかわいくて、とてもスイートな気持ちになれます。」(江口)

「男らしくかっこいいのですが…あまり、人の話を聞かれていらっしゃらないところがあって、監督に質問しているのに、ある時には、もう違う人と違う話をしていらっしゃって、ずっと見ていても飽きない方でした。」

と会場を沸かし、仲がよさそうに、撮影時の面白エピソードをまじえながらお互いの印象について話した。

そして、本作の中では、見習いパティシエ役として、実際にケーキを作ることが多かった蒼井は、ケーキ作りについて「文字を書くところなどがとても難しくて、夜中もずっと練習していました。」、スイーツ評論家という役どころで、沢山のケーキを食べることになった江口は、「人に心を閉ざしているのに、ケーキだけには心を開くという役柄がとても難しかった。」と撮影時の苦労を振り返り、オリジナル脚本を手掛けた深川監督は今回のストーリーについて「スイーツと人の人生を絡めた映画です。すごくいい作品になっていると思います。」と、皆作品の出来への自信をのぞかせていた。

最後に、映画の完成を記念しての”洋菓子店コアンドル完成記念ケーキ”が登場。

江口、蒼井2人で映画のタイトルが入ったパネルをケーキにのせ”完成記念ケーキ”を言葉通り”完成”させ、映画が出来上がった事を会場を埋め尽くした観客と祝った。

「すごくかわいいし、ちょっとほろ苦くて、人生はあまくないという作品です。楽しんでもらえたら嬉しいです。」(江口)

「深川監督が珍しく、オリジナルで書いた作品に出演出来て本当によかった。一生懸命がこんなに滑稽で、素敵で輝いてみえるのかが見られる作品です。」(蒼井)

「 この作品は、ゆたかな映画です。鑑賞後、みなさんからどんな言葉がでてくるのかがとても楽しみです。」、(深川監督)と作品に対する思い入れと見どころを込めたメッセージをそれぞれ送った。

『洋菓子店コアンドル』は来年2月11日(金・祝)全国ロードショー。