本日、日本工学院専門学校 蒲田キャンパスで行われました、『天空の城ラピュタ』『ホーホケキョ となりの山田くん』ブルーレイディスク発売記念 特別講義の模様をご報告いたします。
以下がゲストの叶井俊太郎さん、倉田真由美さんのコメントとなります。

●叶井さん
僕がジブリさん初めて関わったのは『ダークブルー』という飛行機乗りの映画を担当した
ときに、「飛行機」といえば宮崎駿監督だろうという事で、ダメ元でコメントをいただけないかジブリに連絡したんです。
すると2週間後に、是非作品を見たいと返事をいただきました。
映画を見た宮崎監督や鈴木プロデューサーから「タイトルを変えたほうがいい」と言われたのですが、もうポスターもチラシも作ってしまっていたので、どうしようかと悩んだのですが、思い切って変えたところ、宮崎監督や鈴木プロデューサーに「ホントに変えたの?」と言われてしまいました。(笑)
それから、この作品に出資していただいたり、『キリクと魔女』という作品でもご一緒させていただきました。

●倉田さん
『となりの山田くん』ブルーレイソフトのコピーが「最初からあきらめてるのが、家族」となっているのですが、これはすごく腑に落ちました。自分で家族は選べないし。
でも主人に対して諦めているところは特にないですね。たしかにダメなところは沢山あるけど、嫌々諦めてるところはないです。この間も驚いたのが「与党」と「野党」を政党名だと思っていたんです。
でも、イラっとする事はありますよ。私は彼に貸してるお金が600年くらいかけないと完済できないような額でしか返してくれないので、それはちょっとイラっとしますね。

最後に学生340名に、
叶井さんは、若いうちは沢山間違えていいと思います。僕は4度結婚して、自己破産しても今は社員として働いていけているので。
倉田さんは、嫌いじゃないことを仕事にするくらいがちょうどいいし、その方がどんな仕事も長続きするかもしれないですね。

とエールを送りました。

2010年12月22日 ブルーレイディスク発売