「監督も驚愕!!TIFF史上初のiChatQ&A」

映画『クレイジーズ』(ブレック・アイズナー監 督、11月13日公開)が、東京国際映画祭の特別招待作品として、TOHOシネマ ズ六本木ヒルズにて上映が行われ、映画祭史上初となるiChatによるQ&Aを 行った。

今回のQ&Aは、Macのチャット機能、iChatのビデオチャットを使用して、上映後にLAにいるブレック・アイズナー監督と東京の会場を結び行われた。世界中にユーザーのいるiChatだが、東京国際映画祭 で使用されるのは今回が初めての試み。

数分前まで映画が上映されていた画面がiChatモードに切り替わり、LAにいるブレック・アイズ ナー監督と繋がると、約180人の観客から拍手が起こり、その光景をみた監督は「わーぉ。すごい。」と驚いた。
映画を見終えまだ興奮冷めやらぬ観客からタイトルにちなみ、最近周りで起こったクレイジーな事は何でしたかと訊かれると、「君が白い防護服の彼らに挟まれて質問している事がクレイジーだよ。ごめんね。僕がそうさせたんだね。」と冗談っぽく答え、会場が盛り上がった。

このiChatQ&A での質問者は、23日のグリーンカーペットでも登場した“クレイジーズ捕獲隊”がステージ上のパソコン画面まで誘導。誘導途中も“捕獲 隊”は感染者が会場にいないか常に監視をしていた。また、質問者には、オリジナルポスターに監督のサインが入った豪華なプレゼントが手渡 しならぬスクリーン画面上で贈呈され、来場者全員には映画にちなんだ“感染水”がプレゼントされた。

映画『クレイジーズ』は単に「生き残り」と「感 染者」の対決だけでなく、「感染者も正常者もすべて証拠隠滅」と軍隊が町全体を包囲する様が壮大なスケールで描かれ迫力十分。息つく間も ない展開に冒頭からラストまでスクリーンにクギ付けになる本作は11月13日(土)より池袋シネマサンシャイン他全国にて公開となる。